今月19日に上行結腸癌から併発する肺炎のため亡くなった俳優・原田芳雄さん(享年71)の通夜が21日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれた。横長の祭壇は映画のスクリーンをイメージして5種類約6000本の白い花で飾られ、自身のライブで愛用したギターとマイクスタンドのほか、白いスクリーンに映える赤いタオル、喪主を務める長男でミュージシャンの原田喧太から贈られたバーボンなども置かれた。遺影には2009年に映画『ウルトラミラクルラブストーリー』の取材の際に撮影された写真が使われた。
本人が無宗教だったため戒名はなし。会場には2008年2月29日の自身の誕生日に行ったライブ『芳雄 17th×4 LIVE』で歌った「蒼い影」、「“りんご追分”歌うなよ」、1993年10月1日の『東京ラフファイト』で歌った「many rivers to cross」、「YOKOHAMA HONKY TONK BLUES」、「朝日の当たる家」の音源5曲がリピートで流された。
原田さんは会社勤務を経て俳優座入りし、1968年『復讐の歌が聞こえる』で映画デビュー。自ら企画を持ち込み製作され、16日に公開したばかりの主演映画『大鹿村騒動記』が遺作となった。映画は昨年11月にクランクアップ。その後、腸閉塞と誤嚥(ごえん)性肺炎を併発して入院、闘病してきたが、車いすに乗って登壇した11日の完成披露試写会が最後の公の場となった。
本人が無宗教だったため戒名はなし。会場には2008年2月29日の自身の誕生日に行ったライブ『芳雄 17th×4 LIVE』で歌った「蒼い影」、「“りんご追分”歌うなよ」、1993年10月1日の『東京ラフファイト』で歌った「many rivers to cross」、「YOKOHAMA HONKY TONK BLUES」、「朝日の当たる家」の音源5曲がリピートで流された。
原田さんは会社勤務を経て俳優座入りし、1968年『復讐の歌が聞こえる』で映画デビュー。自ら企画を持ち込み製作され、16日に公開したばかりの主演映画『大鹿村騒動記』が遺作となった。映画は昨年11月にクランクアップ。その後、腸閉塞と誤嚥(ごえん)性肺炎を併発して入院、闘病してきたが、車いすに乗って登壇した11日の完成披露試写会が最後の公の場となった。
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2011/07/21