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篠原涼子の人気の理由〜“素敵な女性”の条件とは?

 
 女性に対して“素敵”という表現を使うことは、今どき少ないかもしれない。けれども、このところの篠原涼子は“素敵”である。

 「男性からすればかじりつきたくなるようなエロティックな魅力がある」“素敵”。だからといって、エロを売りにしているワケでもなく、どこかサバけた雰囲気に「女性の共感も誘う」という意味での“素敵”。男ウケするエロのギリギリのラインに位置する(男性によると、あの顔つきがエッチとか)のに、なぜかいやみがない。つまり、女性にも好感度が高い清潔さも持ち合わせているのだ。

 とはいえ、彼女が今、圧倒的な支持を受ける経緯にはさまざまなバックグラウンドがある。1990年、『東京パフォーマンスド−ル』のメンバーとして現れるや、男ウケするアイドルとして男性人気を獲得。身近な女の子がアイドルに! というコンセプトのもと、『東京パフォーマンスド−ル』は、男性のためのネオ宝塚として“全盛期のモーニング娘。”のような存在となった。そのなかでひときわ目立ったのが、セクシーなファッションに身を包んだ篠原涼子である。

 その後はバラエティーに出演し、お笑い芸人に頭をパコパコ叩かれながらも体をくねらせていた彼女。そのまま勢いに乗った彼女は、その4年後。小室哲哉プロデュースによる楽曲、『恋しさとせつなさと心強さと』でCDデビューを果たし、なんとダブルミリオンを突破! 当時の歌いっぷりやファッションは、今思い返すと、女性にはウケない感じだったなあ……。あの頃はまだ、男だけが所有するエロの範疇にいた気がする。

 そんな彼女に「脱皮したオーラ」を感じ始めたのが、ドラマ『HR』(フジテレビ系)。『恋しさ〜』のCDがヒットした後、少々タレントとして低迷した時期があった彼女だが、波の下では女優としても着々と活動をしていた。ドラマ『輝く季節の中で』(フジテレビ系)や『カバチタレ!』(フジテレビ系)、『ムコ殿』(フジテレビ系)など、出演してはいたもののどこか存在感が薄かった時代。それが、2002年の『HR』(フジテレビ系)という三谷幸喜ドラマによって女優魂が開花したのか!? それとも、水をえた魚のように、本当の自分を知りえたのか!?

 翌年のドラマ『ぼくの魔法使い』(日本テレビ系)では“不思議ちゃん”ならぬ、かわいらしい奥さん役を演じ、「篠原涼子っていいじゃない!」と女性の共感をぐんと獲得。それからというもの、連ドラ低迷時代にありながらも出演する作品はすべて高視聴率に。
 『アットホームダッド』(フジ系)がヒットした理由のひとつには、「彼女が家庭にいたら楽しくて幸せだろうな〜」という世の中の妄想が爆発した。さらに極めつけは、昨年の『anego』(日本テレビ系)。「やっぱり篠原涼子ってサバサバしてんじゃん!」という、女から見ても頼れる存在に君臨。もはや男にしかわからないエロのベールをまくり上げていった経緯はあっぱれ。第一歩はやっぱり「水をえた」あの瞬間からでは……。

 ホントは男らしい性格。けれども、ひとたびモードに入るとフェロモン系。一番の彼女の魅力は、そのオンとオフのスイッチがあること。彼女に会った時にそう感じたことがある。サバけた性格で明るく話していた彼女は、カメラが入るなりフェロモン系に変身。プッツリと周囲の空気はエロティックになってしまう。その切り替えスイッチは、実は昔からあったのかもしれないが、デビューからしばらくの間は、よからぬ大人に「オンにしなさい!」と抑圧されていたのかも。それが、「オフにしたっていいんだよ」という良き理解者が現れ、本当の意味での彼女のやりたいことが溢れ出てきたのではなかろうか。

 映画『THE 有頂天ホテル』で演じた娼婦のセクシーさはオン、資生堂のCM『マキアージュ』の美女っぷりはオフ。エロと清楚のギリギリのラインを、自由自在に行ったり来たりできる彼女は、やっぱり“素敵な女性”なのである。結婚によってまた新たな魅力が出てきそうで楽しみ!

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