4月も後半に入り、会社では新入社員が続々と配属され、“歓迎会”シーズン真っ只中。2次会では、カラオケなどで“一致団結”する場面も見られる。そこで「ORICON STYLE」では、20代以上の社会人に『上司に歌って欲しい、上司と歌いたいカラオケナンバー』をリサーチした。

　『上司に歌って欲しいカラオケナンバー』で、1位に輝いたのは谷村新司の「昴」。「大人に歌い上げて欲しい」(神奈川県/20代/男性)や「素直に“上手ですね”と言ってあげられそう」(東京都/40代/女性)など、名曲を上司らしく“かっこよく歌い上げて欲しい”という意見が多数寄せられた。

　2位にはサザンオールスターズの「TSUNAMI」がランクイン。「この曲を歌ってかっこいい所を見せて欲しい！」(大阪府/30代/男性)や「上司が歌うとかっこいい」(愛知県/30代/男性)など、幅広い世代から支持されている名曲を熱唱するする姿を見たい部下が多いことを反映した結果が現れた。

　また、4位と7位にはレミオロメンの「粉雪」と、修二と彰の「青春アミーゴ」がランクイン。
　4位の「粉雪」には「若い世代の歌をマスターして、皆を驚かせて欲しい！」(千葉県/30代/女性)や「今、流行っている曲を歌われると“凄いっ！”と褒めてしまいそう」(広島県/20代/女性)など、部下の世代で流行っている曲をマスターすると、それだけ親近感を持って上司を見る眼差しも変わるという意見が寄せられた。

　7位の「青春アミーゴ」には「(上司の世代との)ギャップが面白そう」(愛知県/20代女性)や「年代を問わず覚えやすいし、振り付けをしてくれたら嬉しい！」(神奈川県/40代女性)など、一緒に楽しんで歌える曲として挙げた意見が多かった。

　また、同曲は『上司と歌いたいカラオケナンバー』でも上位にランクインしており、上司と部下をつなぐ“テーマ曲”として、重要な役目を果たしていることが浮かび上がってきた。さらに、SMAPの「世界に一つだけの花」(総合1位)やウルフルズの「明日があるさ」(総合5位)など、誰でも親しみやすい曲でコミュニケーションを図っているようだ。

（2006年3月31日〜4月4日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の20代社会人、30代、40代の男女、各100人、計600人にインターネット調査したもの）

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