ソニー・ミュージックエンタテインメントが4月1日付で、同社100％出資子会社であるソニー・ミュージックアーティスツ（SMA）の各部門とブルーワンミュージック、春風、ヴィレッジ・エー、ヴィレッジ・レコードを再編、統合。分割及び合併の手法のもと、SMAを統括会社とし、その100％出資子会社として6社のマネージメント・カンパニーを分社・独立させると発表した。
　「エンタテインメントビジネスの原点であるアーティスト＆タレントのマネージメント事業の一層の強化と充実」を図るもので、SMA傘下に “?Hit&Run”、“?SMAエンタテインメント”、“?SMAパイオニアーズ”、“?ニューカム”、“?ミュージック・タブロイド”、“?ヴィレッジ・ミュージック”の6社をおくかたちとなり、SMAに管理、契約、マーケティング等6社に共通するビジネスサポート機能が集約される。
　一方、ユニバーサルミュージックは4月3日付でマネージメント事業を行う新会社“ユニバーサルミュージックアーツ?”（UMA）を設立すると発表。東芝EMIもアーティストの発掘、育成、マネージメントを行ってきた部門・Artist Logisticsを4月3日付で“EMI Artists”に改称。その管下に「マネージメント事業強化のための総合的なマネージメント部門」である“Artist Agency Group”を新設すると発表している。

（週刊オリジナル コンフィデンス）