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サンボマスター、ソウル魂の次は“野球魂”をファンに注入!?

 今年に入り、シングル「手紙 〜来たるべき音楽として〜」とアルバム『僕と君の全てをロックンロールと呼べ』を立て続けにリリースするサンボマスター。そんな彼らが、3月27日(月)『東京・大阪ロックンロール開幕ツアー』の東京公演をLIQUIDROOM ebisuで開催した。

 チケットは即日ソールドアウトした本ライブ。会場には、開演前から熱いファンが大挙して押し寄せた。
 ステージに登場した瞬間「あなた方の悲しい涙がでるまで歌いつづける!」とボーカルの山口隆が叫び、『カルピスウォーター』のCMソングとして起用された「歌声よおこれ」からライブはスタート。その後も、「ソウル!」「ロックンロール!」など彼らの代名詞とも言うべき言葉を連呼し会場を盛り上げた。

 途中では、以前TBS系『News23』に出演した時のエピソードを披露。「ファンの皆さんにとても喜んでもらえて良かった! けれども、バンド仲間や関係者からは波紋を呼びました。苦労は買ってでもしろ! と言うけど、“波紋”は買わなくていいぞ!」と語ると、会場は笑いに包まれた。
 ライブでは「美しき人間の日々」など、叫びつづける曲が多いなか、終盤には「ただ人が死ぬのが嫌だ!」という思いを込めて作られたスローテンポな「戦争と僕」を熱唱。そこには、ただ盛り上がるだけでない、彼らが感じている今の世の中に対してのメッセージを観客に届けていた。

 最終的にはアンコールを含め17曲を熱唱したサンボマスター。終了後、山口は「とにかくいいライブが出来ましたね! 自分の心が浄化されたような感じです」と笑顔で語った。
 この日は“神戸の天才”と彼が尊敬するガガガSPのボーカル、コザック前田も会場に姿を見せ、静かに彼らの熱演を見守っていた。「(前田さんとは)久々に、楽屋でライブ前に色々話せてよかった。そこでも話題にでたのですが、もう一人“メガマサヒデ”という私が尊敬する天才ミュージシャンが神戸にいます。どうにかして、彼が1日も早く音楽で有名になれるようになって欲しいですね!」と同じ音楽仲間に対してメッセージを残した。

 また、ドラム担当の木内泰史も「お客さんからパワーをもらいました! これまであまりなかった、精神的にも気持ちの良いライブでしたね」と振り返った。
 そして、今ライブツアーのタイトルについて質問すると「先週、プロ野球もパ・リーグが開幕したのでこのタイトルに決まりました」と、メンバーにプロ野球ファンが多いことを反映させた事を明かした。
 さらに「先週、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で世界一になる瞬間を幸運にもTV観戦できて、感動しました!」と笑顔で話した木内。「今年はロッテのエース、黒木投手にぜひ復活して欲しい。5月から私達も全国ツアーが始まりますが、何とかして球場に駆けつけて応援したいですね!」と熱狂的なマリーンズサポーターらしい(?)熱い思いを語った。

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