冬の各ドラマもいよいよ佳境に！　クライマックスまでもう少し･･･。「ORICON STYLE」が発表した『06 冬の新作テレビドラマ　最終回直前満足度ランキング』の、「中高生編」、「専・大学生編」では、“放送直後”の満足度でもNo.1だったフジテレビ系『アンフェア』が、この“最終回直前”の満足度でも、両部門で堂々の1位を飾った。

　放送直後の“満足度ポイント”が中高生80.1P（ポイント）、専・大学生が76.2Pだったのに対し、最終回直前の満足度ポイントは、それぞれ85.1P、82.6Pで5〜10Pアップと、回を重ねるごとに視聴者の満足度を満たしているようだ。
　「最近、篠原涼子さんが人気なんで見始めたら、普通の刑事モノよりとても面白かったからハマった。犯人が意外な人だったりするから好きで、これからも逃さず見たい」（関西圏/中高生男性）、「いい意味で、予想を裏切ってくれます。えぇ!?　そうなるの!?　みたいなストーリー展開に目が離せません。すごく気になるところで、次週に繋がるのも魅力だなと思います。もうかなり満足なドラマです」（関東圏/専･大学生女性）など、意外な犯人と斬新なストーリー展開で、毎回見逃せない視聴者続出のようだ。

　その他「中高生編」2位のTBS系『輪舞曲―ロンド―』、「専・大学生編」3位のテレビ朝日系『相棒』など、大人向けと思われるドラマが意外にも共に上位にランクインしているのが特徴的だ。

　『輪舞曲―ロンド―』に関しては、「すごく見応えがある」（関東圏/中高生女性）、「サスペンスがとても良く、ラブストーリーのほうも甘過ぎずにちょうどいい。竹野内豊の演技、チェ・ジウの“涙”はもちろんだが、橋爪功・石橋凌・杉浦直樹の渋い演技もとても良いと思う」（関東圏/中高生女性）など“大人”の意見も。

　『相棒』については、「全体が馴染んでいて、落ち着いて観られるので家族で観られます。刑事モノだけどグロいシーンや残虐なシーン、奇抜なトリックなど無いのが良いところです」（関東圏/専・大学生女性）、「面白いから見て！　と無条件にお勧め。一話完結で観やすいし(見逃しても大体分かる)、コメディ部分もあるので重いテーマでも観ていられるところ」（関西圏/専・大学生女性）など、落ち着いて観られるその安心感が、満足度に繋がっているようだ。

　その他「中高生編」、「専・大学生編」共に、山田孝之と綾瀬はるかのコンビが贈る、殺人や売春といった重いテーマに、“純愛”も絡めたストーリーのTBS系『白夜行』、時効を迎えた事件を趣味で捜査する、異色の警察官をオダギリジョーが演じる、テレビ朝日系『時効警察』が、放送直後の満足度ポイントを上回り、最終回直前満足度ランキングでもそれぞれ上位にランクインした。

（2月24日〜28日まで、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】で、関東圏・関西圏の中高生、専・大学生、20代社会人、30代、40代の男女、各100人、計1,000人にインターネット調査したもの）

■冬の新作テレビドラマ 放送直後 満足度ランキング
■冬の新作テレビドラマ 放送直前 期待度ランキング

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