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コメント:
最高です。予告を見た時から気になっていて身体的な映像の少ない恋愛系の作品かなと想像しながら今かいまかと放送を待っていました。最高でした。録画ではややながら見気味でぼんやりと内容を掴みながら見ていました。終盤までは想像していた感じのタイプだと解釈していましたが終盤の樹生( 中島 )さんが咲子( 蒼井 )さんに背を向けて「 でも僕の妻と不倫してましたよね 」ニュアンスこの感じの台詞で発したのを聞いた私は思わずスマートフォンから顔を上げていました。その後の「 最悪。乾いてない 」と言いながら追加で硬貨を足す流れ。この話を切り出して吐き出すだけ出して去るわけじゃなく聞き入れなくてはいけない居心地の悪さと限界まで踏ん張っていた樹生さんのやるせなさを同時に感じて視聴者の私も上手く飲み込めませんでした。このコインランドリーに来ることになったのもきっかけはお互いの旦那さんと奥さん。ふたりの出会いのシーンでは咲子さんと樹生さんよりも上手く馴染んでいるように見えて充( 松山 )さんもあずさ( 夏帆 )さんがどこかしたら耐えていた部分があってそこがコインランドリーで弾けたのかなと考え出したらなんとも言えない気持ちになりました。製菓メーカーに勤務する樹生さんならお菓子についても話すことはあったかもしれない。でもあずささんはフィナンシェを嫌いだと思わせる行動を取って充さんのことを悟られないようにしていたのか。充さんがたくさん作るフィナンシェは実は奥様以外のあずささんのためにも作っていたのか。とか 1 話から色々と想像できる余白がたくさんあってミステリーではないけれどあれこれ考えるのも楽しい作品でした。特にあずささんの売りものの本にあえて私物の栞を挟んで棚に戻す。買われたらそれはそれまで。そのスリルを楽しむ。と言い切るお姿に同性ながらもとてもきゅんと心を揺らされていました。九龍ジェネリックロマンスでも鯨井令子さんが上下巻の下巻は読まないというシーンがあってそれを思い出しました。古書店の宮内( リリー・フランキー )さんがあずささんが栞を挟んでいたページを開いて「 ここからが面白いのに 」の台詞も含めてあずささんへのきゅん度合いが上がりました。樹生さん役の中島さんの声もお芝居もとても好みでした。ご本人のお姿は料理番組や運動番組のゲストでいらした時に独自の空気を生み出す方で非常に面白く失礼ですが目のにごりみたいなのがよく似合う方だなという印象もありました。ですがこの作品で咲子さんに見せるまっすぐな目がビー玉のようでとても美しくご本人の空気感やイメージと正反対で生身の人間らしさもあるお芝居がよかったです。ただ眺めているはずの私も時々樹生さんに同調しながら見ていました。言葉もお話もお芝居も音楽も何もかもが最高でした。次回も楽しみです。
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