足立佳奈、「今日好き」テーマで描くラブソング「ティーンの心を動かし共感へ」

 シンガー・ソングライターの足立佳奈が、AbemaTVで配信中の恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。夏休み編』のテーマソング「ひとりよがり」をリリース。これまでも同シリーズのテーマソングを手がけ、今年10月には二十歳を迎える足立が、いまの気持ちやラブソングについて語った。

等身大の言葉が、ティーンの心を動かし共感へ

  • シングル「ひとりよがり」【初回限定盤】

    シングル「ひとりよがり」【初回限定盤】

 Twitter、Instagram、TikTokといったSNSのフォロワーが100万を超えるなど、ティーンの間で絶大な支持を得ているシンガー・ソングライターの足立佳奈が、AbemaTVで配信中の恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。夏休み編』のテーマソング「ひとりよがり」を6枚目のシングルとして8月21日にリリース。夏の恋の終わりを描いた、切なくも爽やかなラブソングが彼女のラインナップに加わった。

「初めて男の子目線のラブソングに挑戦した曲です。片思いソングはこれまでも書いたことはあったけど、女の子目線というか自分目線で書くと『それでも好き』みたいになっちゃうんですよね。追いかけちゃうというか(笑)。だけどもうちょっと上手に、『君と過ごせて幸せでした』と終わった恋を思い出にできるような歌詞も書いてみたいなと思って、目線を変えてみたんです」

 デビュー前からTwitterでたびたび発表してきた“15秒ソング”が話題の彼女。しかもほとんどが即興で作詞・作曲したものだというから、その才能の豊かさに驚かされる。

「ただ、この「ひとりよがり」は完成までに約2ヶ月半。こんなに曲作りに時間をかけたのは初めてというくらい、じっくり向き合った曲です。今も即興で作るのは大好きだけど、試行錯誤すればするほど完成した曲への愛着もわいてきて、この曲も大切に歌っていきたいなと思っています」

 中学3年生だった2014年に、LINEとソニーミュージックのコラボオーディションでグランプリを受賞。2017年に「“キムチ”とつぶやくと“チ”の音で口角が上がって、自然と笑顔になれる」という発見から作った15秒動画の楽曲をTwitterに投稿すると、そのキャッチーなメロディーと元気な歌声、そしてとびきりの笑顔が瞬く間に話題に。“キムチの笑顔”をマネする動画をアップする中高生が続出するなど、ティーンの間で社会現象を巻き起こした。

 この動画を元に制作したメジャーデビュー曲「笑顔の作り方〜キムチ〜/ココロハレテ」(2017年8月発売)は、LINE MUSICで並み居る大物アーティストを抑えて堂々1位を獲得。続いて2ndシングル「フレーフレーわたし」、3rdシングル「サクラエール」、4thシングル「チェンジっ!」と次々と応援ソングを発表し、思春期に揺れ動くティーンの心を元気付けてきた。

「私はまだ経験が浅いから、等身大の自分を通してしか伝えられる言葉はなくて。それが同世代の子たちに届いたのはすごくうれしいです。SNSやイベントで『受験生なのでエールの言葉をください』とか、『来週テストなので、佳奈ちゃんの歌を聴きながら勉強してます』といった言葉をいただくと、私も一緒に頑張ろう! という気持ちになります。でも最近はいただくコメントの内容がけっこう変わってきたんですよ。『大学に合格しました』とか『これから就活なんです』とか、聴いてくれる皆が次のステップに進んでるんだなということを感じると、私も成長しなきゃと思うんですよね」
  • シングル「ひとりよがり」【通常盤】

    シングル「ひとりよがり」【通常盤】

 今年10月には20歳の誕生日を迎える。応援ソングが多かった彼女だが、最近は『今日、好きになりました。』とのコラボでラブソングを発表することも増えた。即興ソングなどで伸び伸びと才能を開花してきた10代の頃とは、曲作りも変わっていくのだろうか。

「最近は『この音を印象的に聴かせたいから音数を減らしてみようかな』とか、『もう少し力を抜いて歌ったほうが伝わるかな』というふうに、曲作りで考えることが増えました。ラブソングの歌詞も自分の経験だけだと視野が狭くなってしまうので、いろんな恋愛観を知りたいです。そういう意味でも「今日、好きになりました。」はすごく勉強になります。出演者の子たちのさまざまな恋愛模様に、『こんな恋の行方もあるんだな』とスマホにメモしながら観ています。あとはカフェで隣になった女の子たちが、彼氏のグチをしゃべってたりするのをこっそりと聞いたり(笑)。街にはラブソングのヒントが溢れていますね」

 近年はリスナー層もティーンから広がりを見せている。そのきっかけの1つが昨年、今年と続けて登板した甲子園球場での始球式だ。小学校時代に男の子に混じって少年野球チームで活躍していた彼女、その豪速球やコントロールの良さはもちろん、ストライクを決めたときの弾けるような笑顔にも注目が集まった。

「おじいちゃんの影響で、小さい頃から巨人ファン。だけどお兄ちゃんはヤクルトファンなので、2人で神宮球場に行くと違う席で応援することになるんです(笑)」

 最近はSNSのコメントも大人のものと思われるものが増えている。

「皆さんのコメントにはいつも元気をもらってます。でもオフの日は基本、見ないようにしてるんです。じゃないとSNS疲れじゃないけど、気が付いたらスマホを見て1日が終わっちゃうような気がして。お休みはバッティングセンターに行ったり、映画を観たり、あとはライブハウスや路上で活動しているアーティストさんもよく見に行きますね。だからけっこう休みの日は連絡が取れないとか、リプ返しが遅いって言われてます」

 プロのアーティストである彼女にとって、SNSは仕事のツールの1つだ。それでも「宣伝ばっかりだと読む気がなくなっちゃうのは、私もすごくわかります。それにSNSをやる一番の目的は、皆とのコミュニケーションだから」と、プライベートやオフショットの写真や動画も頻繁に投稿している。

 SNSとの距離感や活用バランスの良さは、まさにスマホネイティブ世代。そんな彼女にとって「ライブは特別な場所」だという。8月30日には、デビュー2周年を記念したワンマンライブ『2nd Anniversary Live 「HOME」』がマイナビBLITZ赤坂で行われる。

「普段はめったに会えないけど、いつもコメントをくれる皆の顔や声に直接触れられる。ライブをやると『ここが私の居場所なんだ』と、いつも温かい気持ちになれます。だから、タイトルも“HOME”と付けました。皆にとっても、居心地のいい場所になるといいなという願い込めて。これからこの“HOME”に遊びに来てくれる方が増えていったらとてもうれしいです」

(文/児玉澄子)

提供元: コンフィデンス

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