あいみょん“お茶の間への浸透”で第2のステージへ 新曲「マリーゴールド」が自己最高初動を記録
センセーショナルな世界観の楽曲はもちろん、カルチャー誌やファッション誌に登場するなどして、はじめは若年層を中心に人気を集めていたが、「Spotify」が選ぶネクストブレイクアーティストに選出されたり、音楽番組『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)内で、たびたび楽曲が紹介されたりと、徐々に幅広い音楽ファンへと存在が知れ渡っていった。
そんななか、新曲「マリーゴールド」は音楽ストリーミングとデジタルで先行してリリースを開始。音楽ストリーミングでは、週刊エンタテインメントビジネス誌8/6号掲載のLINE MUSIC「Weekly Songs TOP25」2位、同「BGMランキング」でも3位に初登場し、翌週もランキング入り。前述のサービスでもよく聴かれており、過去作と同様に長く聴かれていくことが予想される。
また、これまでテレビ朝日系『ミュージックステーション』などの音楽番組には度々出演してきたが、朝の情報番組への出演によって普段とは異なる層のリスナーが反応したことで、フィジカルの売上にも跳ね返っていることが予想される。現に今週は、昨年9月発売の1stフルアルバム『青春のエキサイトメント』も前週129位→59位と大きく順位を上げている。
あいみょんのシングル売上推移
ビジュアルやアートワークも込みで表現と捉えており、現に1stアルバム『青春のエキサイトメント』のジャケットもこだわりの出来となっている。今回フィジカルが自己最高の初週売上を記録したが、CDも売れるアーティストとして彼女の今後のさらなる飛躍に期待したい。
(『コンフィデンス』8/20号掲載)