【upcoming】9/25付週間CDランキング、『コンフィデンス』編集部ピックアップ6作
Pyxis「ダイスキ×じゃない」/シングル26位
テレビアニメなどで活躍する豊田萌絵と伊藤美来による声優ユニット・Pyxisの2ndシングル「ダイスキ×じゃない」が、週間ランキング26位にランクイン。15年5月のユニット結成後、16年8月のデビュー1stアルバムで26位、今年2月の1stシングルで45位。そして、豊田が「リップシンクはいつもに増してあざとさMAXです。笑」とする遊び心満載のMVも人気の今作でシングル順位を大幅アップ。固定ファンに支持を受けながら、コンスタントなリリースとイベント開催でじわじわと裾野を拡大。12月発売の2ndアルバムでの最高位更新への期待がかかる。
The Order Made「未来地図」/シングル99位
5人組ロックバンド・The Order Madeの1stシングル「未来地図」が99位に初登場した。Wataru(Vo)、Ryota(Vo&G)、Chikara(G)、Minori(B)、Shuhei(Ds)からなる男女混合グループで、結成は13年9月。彼らの魅力は、心弾むダンスロックを軸とした表情豊かなサウンドと、力強く伸びやかなツインボーカルとの絶妙な絡み合い。表題曲は、そんな彼らを体現した疾走感たっぷりのダンスチューンになっており、聴くたびに心躍らされる。なお、同作のサウンドプロデュースは、元フジファブリックのドラマー・足立房文氏が手がけている。
Various Artists『確かにあの涙は恋だった。』/アルバム54位
“着うた世代に贈る”と題され、累積売上6.9万枚を記録しているノンストップMIXコンピレーション『確かに本気の恋だった。』(15年9月発売)の第2弾作品『確かにあの涙は恋だった。』が35 位にランクインした。本作は、前作と同様に00年〜10年頃に、誰もが耳にした楽曲の中から、特に“泣ける”楽曲を全30曲収録。“涙活”プロデューサー寺井広樹氏が監修し、同氏による“感涙療法”的な見地からの解説も収められた。ジャケットには俳優・成田凌を起用。インパクトのあるジャケットに、世代を超えて口ずさめる選曲の妙も光る。息の長いセールスが期待できる。
DJ FUMI★YEAH!『クラブ・ミックスド・バイ・DJ FUMI★YEAH!』/アルバム67位
DJ FUMI★YEAH!のアルバム『クラブ・ミックスド・バイ・DJ FUMI★YEAH!』が、週間ランキング67位にランクインした。また、4月26日発売の前作『#1−セカンド− ミックスド・バイ・DJFUMI★YEAH!』も89位と22週にわたってロングセールスを記録している。ジャンルにとらわれない幅広い選曲で、『東京ガールズコレクション』への出演や海外アーティストのリミックスを手がけるなど、その活動は多岐にわたる。前作は発売初週の17年5/1付で201位だったが、3週目で7位に浮上。本作の動向も気になるところだ。
ナッシング・バット・シーヴス『ブロークン・マシーン』/アルバム81位
5人組UKロックバンド、ナッシング・バット・シーヴスの2nd『ブロークン・マシーン』がアルバム81位に。2015年にデビューし、同年から2年連続で「サマーソニック」に出演するなど日本でも話題。新人とは思えないほど演奏と表現に貫禄があり、UKならではのグルーヴ感も兼ね備える。聴くほどに深みが増す1枚だ。レディオヘッドのトム・ヨークやミューズのマシュー・ベラミーを彷彿とさせるコナー・メイソン(Vo)の歌声も印象的で、「Amsterdam」、「Afterlife」、「Number 13」をとくに推したい。
ルイス・フォンシ『Despacito & Mis Grandes Exitos』/アルバム90位
8月29日にリリースされた、プエルトリコ出身のアーティスト、ルイス・フォンシの輸入盤『Despacito & Mis Grandes Exitos』が、初週110位、2週目122位と推移し、ついに3週目にして90位にランクインした。タイトル曲でもある「Despacito」は、YouTube等で46億回以上再生されている大ヒット曲。日本でもZIP-FMでは、早くから洋楽ヒットチャート1位を獲得しており、注目を集めていた。現在3週連続でコンスタントに500枚以上を売り上げており、今後も認知が広がれば、さらなる売り上げ増が見込めるはずだ。