■これまでのあらすじ幼稚園に登園できない息子にひとりきりで向き合っている美咲。何もかもうまくいかず、義母の「母親でしょう?」という言葉に押し潰されそうになっていた。愛に相談したいが、今さらできない。そして、買い物に出かけるために義母を頼ろうとするがすげなく断られてしまい…。【美咲 Side Story】
息子に繊細な面があることはわかっています。でも、もっと手のかかる子だってたくさんいるはず。それなのにどうしてうちの息子だけが言われないといけないの…?もうヤダ…。何も考えたくない…。普段、息子を連れて買い物に行くことはできません。息子は音や光に過敏に反応してしまい、買い物どころではないから。だけど息子が食べられるものがなく、義母に預かることも断られてしまい、仕方なく出かけることに…。しかし買い物に出てすぐ、息子が周囲の音に反応してしまい、うずくまって泣き出してしまいました。息子は親でさえも触られることを嫌がるために、私はただ待つしかありません。それなのに、見知らぬおばさんから「抱っこぐらいしてあげなさいよ」「こんなお母さんでひどいわね」とすれ違いざまに嫌味を言われてしまいました。何も知らないくせにわかったようなこと言わないでよ…!どうしたら私は楽になることができるのでしょうか…。自暴自棄になりかけたとき、ひとりの女性が声をかけてくれて…。脚本:みゆき、イラスト:ふゆ