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深澤真紀 SPECIAL INTERVIEW 主婦層を中心に“ウチ族”が急増中!?

現在、主婦層を中心に自宅でのプライベート空間を充実させたいという願望が年々高まっている。“ウチ充”“ウチ族”というワードが新たなトレンドとなりつつある中、“ウチ充”主婦たちの充実したプライベートライフについて、「ウチネット」から「ウチWi-Fi」まで幅広く人気コラムニスト・深澤真紀に話を聞いた!!

決して“引きこもり”じゃなく、あえて家で楽しむという考え方

――現在、より充実したプライベートライフを送りたいという欲求が、主婦層を中心に広がりを見せており“ウチ族”“ウチ充”というワードが新たなトレンドになりつつあるようですね。
深澤真紀そうですね。経済の調子が良かった時代は、外に行くことがストレス発散だったりステータスだった。「外の方が楽しそう」というイメージを植え付けられてきたワケです。でも、実際に1日中外で過ごすと疲れるんですよね(笑)。

――確かに。気分転換にはなるけど、疲れが取れるかというと、むしろ余計に疲れる(笑)。
深澤せっかくの休日まで外で過ごすより、家を充実させて快適に過ごす方がストレス発散になるしコストパフォーマンスも高いワケですから。一昔前までは“とにかく外がいいという時代”だったんですけど、今は「家ほど楽しくて、家ほど落ち着ける場所はない!」と考えている主婦が多いですね。それは決して引きこもりじゃなく、あえて家で楽しむという考え方ですね。

――昔は“出不精”“引きこもり”などネガティブなワードで括られてきたのに、なぜそのようなポジティブな考え方に変化したのでしょうか?
深澤インターネットやスマホ、特にSNSの普及によるところが多いですね。さらに、SNSの投稿でも変化があって、ニューオープンのお店に行って投稿するというより、家庭菜園で作った野菜を投稿するといった身近な話題を投稿することに変化していると思います。芸能人のブログもそうですけど、どれだけ家が素敵かということをアピールすることに重きを置いていますよね。

外でのステータスが希薄になっているのが“ウチ充”の要因

――最近も浜崎あゆみさんが自宅を公開していましたね。
深澤女性誌のトレンドも、殆どが私物公開や自宅公開がメインですからね。外でのステータスが希薄になっているのは事実。結局、外で得られるステータスって、あくまで“周りの人と共に創られたもの”なんですよ。逆に家の充実度は、個々の実力が伴われますから。その分、皆さん気合を入れて取り掛かっていると思いますね。

――ホームパーティの模様とか手作り料理を披露したり……家での充実度が高い芸能人ほど人気がありますよね。
深澤「家ってリアルだな」って感じる人が凄く多くなっていますね。だって、外で素敵なのは本人の実力じゃないからね(笑)。

――まさに“一夜限りの夢”なわけで、現実に戻った時に寂しさが生じる。
深澤そうなんです。じゃあ、寂しさを感じないためにも“現実”である家を充実させようと考えるワケです。その傾向は近年益々高まっていると思いますね。

――ネットの急激な進化に伴い、自分でクリエイトしていくという欲求も年々高まっていると言えますよね。
深澤そうですね。今の時代って素人と玄人の差がそんなになくなってきたんです。情報が簡単に得られるようになって参加しやすくなった。あと今は、お金をかけないでセンスと工夫で勝負する時代なんですね。この“センスと工夫”というのが“ウチ充”の肝と言えるでしょう。

――家庭での“センスと工夫”は主婦にとって必須ですよね。
深澤元来、女性は凝り性ですから。ちょっとオタクと言ってもいい位ね(笑)。当然、それを発揮する場は家が一番適しているんですね。

趣味とマネジメントの両立が“ウチ充”を高める

――男性からすると、“主婦の苦労”って見えない部分も多いですよね。
深澤女子大などには昔から家政学部というものがあるんですけど、家って元々マネジメントするものだったんです。家庭をどのように運営していくのか? 今の主婦はどんどん“マネージャー”や“プレイングマネージャ―”になってきている。じゃあ、そうなったときに家庭の犠牲になるのではなく、自分の趣味とマネジメントの両立を目指そうという傾向が“ウチ充”なんだと思うんです。

――趣味もマネジメントも等価であるべきという考え方ですね。
深澤そうです。相反するものであったら充実させることは困難ですから。昔と違って、働いた経験のある主婦が多くなったことも大きくて、社内でのデスクワークをそのまま家庭に活かした効率的な運営方法を行っている主婦が凄く多い。

――先ほど言われたように、家政学という学科が昔から存在していましたが、逆に今の主婦の方が個々のスタイルで自分の家庭に合ったマネジメントをされているような気がしますね。
深澤そうですね。昭和の数十年の間だけ、主婦の方々はそれこそ“サザエさん”タイプの専業主婦が主流でしたから。今は、自分が働いてきた経験が家庭でも活かせる時代なんです。例えば商社に勤めていた主婦の方なんて、家庭でもパワーポイントで資料を作って、夫にプレゼンするんですよ(笑)。

――おこづかいの契約更改みたいな(笑)。説得力ありそう。
深澤男性も積極的に家庭と密接なつながりを持とうという傾向が強くなっていますね。だからこそ、家庭のマネジメントがより重要になってきているし、運営し甲斐があるんです。

“身近なママ友”より、遠くに住んでいる“SNS上のママ友”!?

――趣味とマネジメントを両立させた“ウチ充”ライフを充実させるには、ネット環境の充実が欠かせないですね。
深澤必須と言っても過言ではないですね。今の主婦は知識もあるので、応用しながら“1人プロジェクト”をどんどん推し進めている。マルチタスクですからね、主婦って(笑)。

――主婦も日々進化しているんですね。
深澤特に感心するのは子供のイベントなどの写真の共有。昔はネガから焼き回しで面倒でしたけど、CD-ROMで渡した時代から、今じゃフェイスブックで共有できちゃいますから。“思い出の共有”の仕方が本当に進化したと思います。

――“共有”という部分でいえば、SNSの普及は主婦層にも大きな変化をもたらしていそうですね。
深澤そうですね。同じ環境の方を探すのが早いという点が、まずは重要です。同じ主婦でも、働いている主婦もいれば、子供が沢山いる主婦もいる。同じ環境下なら有益な情報が得られるんですけど、必ずしも近くに同じ環境の人が住んでいるとは限らない。そんな時、SNSですぐに情報の共有が出来るし、孤独や不安からも解放される。実は身近なママ友より、遠くに住んでいる自分と環境が似ている“SNS上のママ友”の方が信頼出来たりするんです。

――主婦業の基本的なノウハウって、これまでは自分の母親が重要な役割を担っていたと思っていたんですけど、今はSNSへの信頼度がより高まっているんですね。
深澤結婚を機に母親と離れてしまうことが多いですから、具体的な詳細は得られないケースもあります。専業主婦の一番の敵は孤独なんです。その孤独が“ウチ充”とネットのリンクによって、かなり解消されていると思いますね。

――近年の子育てグッズもネット発が多いですもんね。
深澤自分の子供に何か問題が生じた場合、少数派の問題だからこそネットで同じ境遇の仲間を見つけることが出来る。発育の面で大事な時期に問題が生じても、かなりの部分で解消出来ることがあるんです。

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急増している“ウチ族”、“ウチ充”とは!?
 ここ十数年の不況下で、外出を控える家族が多くなったと言われ、同時にインターネット・インフラの急速な進歩から、より充実したプライベート空間を作りたいと考える“ウチ充”が急増。これまでの「巣ごもり」「引きこもり」のようなネガティブな意味合いではなく、よりポジティブに、豊かに過ごす人たちが“ウチ族”と呼ばれている。

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【急増する“ウチ充”主婦とは!?〜家庭のマネジメントの新たなコツ】

関連リンク

[INTERVIEW I]-ウチが楽しい-
[INTERVIEW II]-ウチWi-Fi化-
深澤真紀公式サイト
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