吉高由里子が主演を務める2024年大河ドラマ『光る君へ』（毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか）のキャスト・出演者を紹介。

まひろ（紫式部）／吉高由里子
┗幼少時代：落井実結子

■まひろの家族
藤原為時／岸谷五朗
ちやは／国仲涼子
藤原惟規／高杉真宙
太郎／湯田幸希
藤原宣孝／佐々木蔵之介
いと／信川清順
乙丸／矢部太郎

■三郎（道長）の家族
藤原道長／柄本佑
┗幼少時代：三郎／木村皐誠
藤原兼家／段田安則
時姫／三石琴乃
藤原道隆／井浦新
藤原道兼／玉置玲央
円融天皇／坂東巳之助
藤原詮子／吉田羊
懐仁親王／石塚陸翔
高階貴子／板谷由夏
藤原定子／木村日鞠
藤原寧子／財前直見
藤原道綱／上地雄輔
藤原繁子／山田キヌヲ
平惟仲／佐古井隆之
百舌彦／本多力

■倫子の家族
源倫子／黒木華
源雅信／益岡徹
藤原穆子／石野真子
源重信／鈴木隆仁
赤染衛門／凰稀かなめ
茅子／渡辺早織
肇子／横田美紀
しをり／佐々木史帆
やよい／菊川陽子

■市井の人々
清原元輔／大森博史
ききょう（清少納言）／ファーストサマーウイカ
直秀／毎熊克哉
輔保／松本実
久々利／上田実規朗
磯丸／谷川功
百成／吉田壮辰
白太／佐久本歩夢
黒太／原池優
ぬい／野呂佳代
絵師／三遊亭小遊三
麻彦／小平大智

■朝廷の人々
花山天皇／本郷奏多
師貞親王／伊藤駿太
藤原遵子／中村静香
藤原頼忠／橋爪淳
藤原為光／阪田マサノブ
藤原顕光／宮川一朗太
藤原文範／栗田芳宏
藤原義懐／高橋光臣
藤原惟成／吉田亮
藤原実資／秋山竜次
藤原公任／町田啓太
藤原斉信／金田哲
藤原行成／渡辺大知
俊古／久保田武人
藤原よし子／井上咲楽
安倍晴明／ユースケ・サンタマリア
須麻流／DAIKI

まひろ（紫式部）／吉高由里子

『源氏物語』の作者
学問をつかさどる父・為時のもとで、並外れた文学の才を発揮し、想像力と好奇心を育む。のちに、まひろが書きつづる『源氏物語』は、道長のバックアップを受け、天皇や貴族の間で大ベストセラーとなる。
【演】吉高由里子

まひろ（幼少時代）／落井実結子

父・藤原為時譲りの学問好きで、漢籍を暗唱できるほど。利発ゆえ少しおませなところも。
ひょんなことから知り合った三郎（のちの藤原道長）に興味を引かれ、素性を知らぬまま再会を待ち望む。
【演】落井実結子

藤原為時(ふじわらのためとき)／岸谷五朗

まひろの父
藤原一門であるが、下級の貴族。裕福な生活とは縁遠かった。和歌や漢籍に通じる文人であり、まひろ（紫式部）に文学の素養を授ける。
【演】岸谷五朗

ちやは／国仲涼子

まひろの母
不器用な夫を支え、豊かとはいえない暮らしの中でも、幼いまひろ（紫式部）や弟の太郎を、愛情深く育てる優しい女性。
【演】国仲涼子

藤原惟規(ふじわらののぶのり)／高杉真宙

まひろの弟
幼名は太郎。勉学が苦手で、文学の才がある姉としょっちゅう比較されている。のんびり、ひょうひょうとした性格。
【演】高杉真宙

太郎(たろう)／湯田幸希

まひろの弟
のちの藤原惟規。勉学が苦手で、文学の才がある姉としょっちゅう比較されている。のんびり、ひょうひょうとした性格。
【演】湯田幸希

藤原宣孝(ふじわらののぶたか)／佐々木蔵之介

まひろの夫
まひろ（紫式部）の父・藤原為時とは職場の同僚で同年配の友人どうし。世知にたけ、鷹揚な性格の男性。まひろのことは幼いころから知っており、よい話し相手となって温かく見守る。
【演】佐々木蔵之介

いと／信川清順

惟規の乳母
まひろ（紫式部）の弟・藤原惟規の乳母。惟規を溺愛し、行く末に気をもみながら仕えている。まひろの姫らしくない振る舞いには、やきもきすることも。
【演】信川清順

乙丸(おとまる)／矢部太郎

まひろの従者
まひろ（紫式部）に振り回されながらも付き従っている。
【演】矢部太郎

藤原道長(ふじわらのみちなが)／柄本佑

のちの最高権力者
平安の貴族社会で、最高の権力者として名を残した男性。まひろ（紫式部）とは幼いころに出会い、特別な絆が生まれる。のちにまひろの『源氏物語』の執筆をバックアップし、宮中への出仕を勧める。
【演】柄本佑

三郎(さぶろう)／木村皐誠

のちの藤原道長。父・兼家は権力闘争に明け暮れているが、本人は兄の道隆、道兼の陰で目立たず、のんびり屋な性格。庶民の文化に興味津々。偶然出会ったまひろと親しくなる。
【演】木村皐誠

藤原兼家(ふじわらのかねいえ)／段田安則

道長の父／右大臣
藤原氏の中でも、名門中の名門。権力を得て政治のトップに躍り出ようと画策する。いずれは天皇の外祖父となり、栄華を息子らに継がせようと作戦を練る。
【演】段田安則

時姫(ときひめ)／三石琴乃

道長の母
兼家の嫡妻。出世街道を突き進む夫を支えつつ、とりわけ三兄弟の行く末を思い、見守っている。
【演】三石琴乃

藤原道隆(ふじわらのみちたか)／井浦新

道長の長兄
兼家の嫡男。才色ともに優れており、上品さ、明るさをも兼ね備えた、申し分のない跡継ぎ。権力を弟たちではなく、息子に継がせようと試みる。
【演】井浦新

藤原道兼(ふじわらのみちかね)／玉置玲央

道長の次兄
兄の道隆にすべてがかなわず、父の愛情に飢えている。その苛立ちの矛先が道長に向くことも。まひろ（紫式部）との間には、ある因縁が。
【演】玉置玲央

円融天皇／坂東巳之助

64代天皇
道長の姉・詮子が入内し、懐仁親王（のちの一条天皇）をもうける。道長の父・兼家は、孫の懐仁親王を一日も早く天皇とし、外祖父として権力を握ろうとする。
【演】坂東巳之助

藤原詮子(ふじわらのあきこ)／吉田羊

道長の姉
円融天皇に入内し、父の望みどおり皇子をもうける。その懐仁親王（のちの一条天皇）を溺愛、成人しても常に寄り添い、次第に宮廷での勢力を増していく。
【演】吉田羊

懐仁親王(やすひとしんのう)／石塚陸翔

円融天皇の皇子母は藤原道長の姉・詮子。
【演】石塚陸翔

高階貴子(たかしなのたかこ)／板谷由夏

道隆の嫡妻
宮仕えの経験があり、はきはきした知的な女性。道隆のあとを継ぐ息子たち、そして天皇への入内が見込まれる娘の定子の教育に力を入れる。
【演】板谷由夏

藤原定子(ふじわらのさだこ)／木村日鞠

道隆の長女
一家の繁栄を願う父の思いを一身に負い、のちに年下の一条天皇に入内する。
【演】木村日鞠

藤原寧子(ふじわらのやすこ)／財前直見

道綱の母
藤原兼家の妾。一人息子の道綱を溺愛している。和歌にたけており、兼家との日々を『蜻蛉日記』として残した、才色兼備の女性。まひろ（紫式部）も幼いころから、『蜻蛉日記』を読みこんでいる。
【演】財前直見

藤原道綱(ふじわらのみちつな)／上地雄輔

道長の異母兄
道長の異腹の兄。知性豊かな母を持つが、本人は一向に才に恵まれず、父の兼家からは、嫡妻の息子たちより格段に軽く扱われている。性格は明るくお人よしで、憎めないところもある。
【演】上地雄輔

藤原繁子(ふじわらのしげこ)／山田キヌヲ

兼家の妹／懐仁親王の乳母
兼家の娘・詮子が懐仁親王を出産すると、乳母に任じられた。
【演】山田キヌヲ

平惟仲(たいらのこれなか)／佐古井隆之

兼家の家司
大学頭や弁官などを歴任。
【演】佐古井隆之

百舌彦(もずひこ)／本多力

道長の従者
道長が少年のころから忠実に仕えている。
【演】本多力

源倫子(みなもとのともこ)／黒木華

藤原道長の嫡妻
源雅信の娘で、宇多天皇のひ孫。おおらかさと強さを併せ持つ女性。まひろ（紫式部）とも交流があり、不思議な関係が築かれていく。
【演】黒木華

源雅信(みなもとのまさのぶ)／益岡徹

倫子の父／左大臣
藤原氏の勢いには一歩譲るが左大臣に上りつめる。愛娘の倫子を入内させるべきか悩むが機を逃す。
【演】益岡徹

藤原穆子(ふじわらのむつこ)／石野真子

倫子の母
源雅信の妻で倫子の母。まひろ（紫式部）には遠縁にあたる。倫子をのびのびと育て、穏やかな家庭を築いている。
【演】石野真子

源重信(みなもとのしげのぶ)／鈴木隆仁

雅信の弟
音曲に通じ、朗詠・笙・笛をよくした。
【演】鈴木隆仁

赤染衛門(あかぞめえもん)／凰稀かなめ

倫子・彰子の女房
女流歌人。源倫子の女房であり、さらに一条天皇の中宮となる娘の藤原彰子にも仕えた。姫たちに学問を指南するうちに、文学好きなまひろ（紫式部）とも交流することになる。
【演】凰稀かなめ

茅子(かやこ)／渡辺早織

貴族の姫
源倫子のサロンに通う貴族の姫。
【演】渡辺早織

肇子(はつこ)／横田美紀

貴族の姫
源倫子のサロンに通う貴族の姫。
【演】横田美紀

しをり／佐々木史帆

貴族の姫
源倫子のサロンに通う貴族の姫。
【演】佐々木史帆

やよい／菊川陽子

貴族の姫
五節の舞の舞姫の一人に選ばれた貴族の姫。
【演】菊川陽子

清原元輔(きよはらのもとすけ)／大森博史

ききょうの父
ききょう（清少納言）の父。歌人。62代・村上天皇の撰和歌所の寄人（よりうど／職員）となり、『万葉集』の読解や『後撰和歌集』を編纂を行った。
【演】大森博史

直秀(なおひで)／毎熊克哉

散楽の一員
町辻で風刺劇を披露する散楽の一員。当時の政治や社会の矛盾をおもしろおかしく批判する。その自由な言動に、まひろ（紫式部）と藤原道長は影響を受ける。一方で、本性のわからない謎めいた男でもある。
【演】毎熊克哉

ききょう（清少納言）／ファーストサマーウイカ

『枕草子』の作者
歌人・清原元輔の娘。才気煥発。一条天皇に入内した定子のもとに女房として出仕し、心からの忠誠を尽くす。
【演】ファーストサマーウイカ

輔保(すけやす)／松本実

散楽の座頭
町辻で風刺劇を披露する散楽の座頭。
【演】松本実

久々利(くくり)／上田実規朗

散楽の一員
町辻で風刺劇を披露する散楽の一員。
【演】上田実規朗

磯丸(いそまる)／谷川功

散楽の一員
町辻で風刺劇を披露する散楽の一員。
【演】谷川功

百成(ももなり)／吉田壮辰

散楽の一員
町辻で風刺劇を披露する散楽の一員。
【演】吉田壮辰

白太(はくた)／佐久本歩夢

散楽の一員
町辻で風刺劇を披露する散楽の一員。
【演】佐久本歩夢

黒太(こくた)／原池優

散楽の一員
町辻で風刺劇を披露する散楽の一員。
【演】原池優

ぬい／野呂佳代

京の住人
京で暮らす女性。
【演】野呂佳代

絵師(えし)／三遊亭小遊三

絵を描くかたわらで、文や歌の苦手な者のために代筆業を営む男。実は、まひろ（紫式部）が文や歌を作っている。まひろが創作することへの、最初の入り口となる。
【演】三遊亭小遊三

麻彦(あさひこ)／小平大智

京の住人
絵師のもとへ通う客。
【演】小平大智

花山天皇(かざんてんのう)／本郷奏多

65代天皇
東宮（皇太子）のころから、まひろ（紫式部）の父・藤原為時による漢籍の指南を受ける。即位後、藤原兼家の孫である懐仁親王（やすひとしんのう／のちの一条天皇）が東宮となったために、早々の譲位を画策され、大事件が起きる。
【演】本郷奏多

師貞親王(もろさだしんのう)／伊藤駿太

円融天皇の甥
東宮（皇太子）。まひろ（紫式部）の父・為時による漢籍の指南を受ける。
【演】伊藤駿太

藤原遵子(ふじわらののぶこ)／中村静香

公任の姉
藤原頼忠の娘。円融天皇に入内する。
【演】中村静香

藤原頼忠(ふじわらのよりただ)／橋爪淳

公任の父／関白
藤原兼家のライバル。娘を円融天皇に入内させるも皇子を得られず、政治的な力を持てなかった。兼家が辣腕を振るいはじめるとさらに押され、名ばかりの関白になる。
【演】橋爪淳

藤原為光(ふじわらのためみつ)／阪田マサノブ

斉信の父／兼家の異母弟
長女は藤原義懐の妻となり、次女・よし子は花山天皇に入内する。
【演】阪田マサノブ

藤原顕光(ふじわらのあきみつ)／宮川一朗太

公卿
道長の一回り年長の公卿。儀式での失敗など、その無能ぶりはしばしば嘲笑されていた。しかし、競争相手である公卿たちが早く亡くなったことで、政治の中枢に残る。
【演】宮川一朗太

藤原文範(ふじわらのふみのり)／栗田芳宏

公卿・学者
康保4年（967）に公卿となる。
【演】栗田芳宏

藤原義懐(ふじわらのよしちか)／高橋光臣

花山の叔父
若い天皇を支える役として急速に出世する。しかし藤原兼家の謀略によって天皇は退位し、出家。一夜にして権力を失うはめに。
【演】高橋光臣

藤原惟成(ふじわらのこれしげ)／吉田亮

花山天皇の側近
花山天皇の乳母子。藤原義懐とともに花山天皇をそばで支える。
【演】吉田亮

藤原実資(ふじわらのさねすけ)／秋山竜次

天皇の側近
藤原小野宮流の当主。道長の先輩格で有職故実（ゆうそくこじつ／政治や儀式のしきたり）に詳しく学識がある。正義と筋道を重んじると同時に、プライドが高い頑固者でもある。道長にとっては尊敬しつつも煙たい存在。
【演】秋山竜次

藤原公任(ふじわらのきんとう)／町田啓太

一条朝　四納言
頼忠の息子。道長とは同い年で、友情を育むが、出世レースが進むにつれ関係が変化する。音曲、漢詩、和歌など文化面に秀でており、まひろ（紫式部）の『源氏物語』に興味を持つ。
【演】町田啓太

藤原斉信(ふじわらのただのぶ)／金田哲

一条朝　四納言
道長、公任とともに青春時代を過ごす。道長の長兄・道隆のもとに仕えるも、道長が出世しはじめると、変わり身の早さを見せ、腹心として地位を築いていく。ききょう（清少納言）とも交流がある。
【演】金田哲

藤原行成(ふじわらのゆきなり)／渡辺大知

一条朝　四納言
道長よりも6歳下。道長政権下で蔵人頭に抜擢（ばってき）されると、細やかな気遣いで実務に能力を発揮、欠かせない存在として支え続ける。文字の美しさでは右に出る者がおらず、もてはやされた。
【演】渡辺大知

俊古(としふる)／久保田武人

書記官
蔵人所（くろうどどころ）で働く書記官。
【演】久保田武人

藤原よし子(ふじわらのよしこ)／井上咲楽

斉信の妹
花山天皇の女御。寵愛を受けるが早逝。天皇の出家のきっかけとなる。
【演】井上咲楽

安倍晴明(あべのはるあきら)／ユースケ・サンタマリア

陰陽師
陰陽寮に属する天文博士。並外れた占いの才能を持ち、常人にはない力があると畏怖される存在。天皇や貴族の生活はもちろん、政局にも大きな影響を及ぼす。
【演】ユースケ・サンタマリア

須麻流(すまる)／DAIKI

安倍晴明の従者
【演】DAIKI

作・音楽・語り・スタッフ

作

大石静

音楽

冬野ユミ

語り

伊東敏恵アナウンサー

スタッフ

制作統括：内田ゆき、松園武大
プロデューサー：大越大士、高橋優香子
広報プロデューサー：川口俊介
演出：中島由貴、佐々木善春、中泉 慧、黛りんたろう ほか

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