ORICON NEWS
松岡茉優、「世代を超えて共有できる」『映画ドラえもん』の魅力をアピール
年齢を問わず勇気と力をもらえる最新作
最初はパピのあまりの小ささに戸惑うドラえもんたちだったが、ひみつ道具“スモールライト“で自分たちも小さくなって一緒に遊ぶうち、次第に仲良くなっていく。ところが、パピを追って地球にやってきたクジラ型の宇宙戦艦が、パピをとらえるためにドラえもんやのび太たちを攻撃。みんなを巻き込んでしまったことに責任を感じたパピは、ひとり反乱軍に立ち向かおうとするが…。大切な友だちと、その故郷を守るため、ドラえもんたちはピリカ星へと出発する。
「友だちになった子の故郷で大変なことが起きていると言われて、『助けにいくぞ!』と二つ返事で行動できないことの方がリアル。のび太はドラえもんの“ひみつ道具”に頼りながらも迷いなく助けに行こうとする。でも、正直行きたくない、怖い、と悩む子だっています。それぞれの捉え方や戸惑いがしっかり描かれているので、一緒に悩んで、一緒に前に進んでいくことができる。年齢を問わず勇気と力をもらえる作品になっていると思います」
そして、松岡が推す最大の見どころは、終盤でのび太がパピに対して言うあるせりふ。「私は私でよくて、私だからいいんだ、と自己肯定感を高めてくれるシーンです。これは私の口からではなく、劇場で観て、聞いて、泣いていただきたいせりふです。どの世代の方の心にも響くと思います」。
『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』場面カット
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2021