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嵐・大野智、撮影現場で二宮を素通り!? 監督から求められる「そのまま」とは…

 嵐の大野智が、6年ぶりに映画主演を果たした『忍びの国』。史実を元にした同作で大野は、伊賀最強の忍び・無門を演じている。役作りの際、「そのままでいい」と言われることが多い大野、その俳優としてのポテンシャルとは? 後輩・知念侑李(Hey! Say! JUMP)や石原さとみとの共演エピソードから、撮影現場に現れた二宮和也とのニアミス裏話まで語る!?

自分が頑張る姿は照れくさくい、そういうところは似ているのかも

――映画『忍びの国』は、戦国時代に起こった忍者と武士の戦いを舞台にしていますが、台本を読んでどう思われました?
大野智 史実に基づいて書かれていたので、忍者は本当に存在していたんだ、と驚きました。忍びが人を人とも思わず殺めていた時代があって、そこから時が流れて現代に繋がっている。僕が演じた無門はヘラヘラした役ですけど、そういうことを思うと深いものがあるんだと感じましたね。

――無門はどういう男だと思いますか?
大野智 単純に言えば“伊賀一強い忍者”ではあるんですが、その裏には親から捨てられて、自分の本当の名前すら知らないという傷がある。でもそんな思いは表に出さず、表面上は怠け者を装っているんです。だいたい、あんなに強くなるためには死ぬほどの修行をしてきたはずなのに、それも人に見せない。いろいろなことを胸に秘めている、深い、孤高の男だなと思っています。僕もどちらかといえば、自分が頑張っている姿は照れくさくて人に見せられないので、そういうところはちょっと似ているのかもしれないです。

――無門は怠け者ということですが、その部分で大野さんと似ているところは?
大野智 僕も、怠けるときはとことん怠けます(笑)。ひとりでお酒を飲んで、グータラして…。とことんダメになれば、それ以下にはならない。その後は上がるしかないから、自分で無理矢理落とすんです。そうすれば気持ちもしゃんとして、新しいパワーが出てくる感じですね。

基本は嵐だからこそ、ひとりの仕事は本当にちゃんとやらなきゃ

――中村義洋監督とは、『映画 怪物くん』(2011年)以来のタッグ。役作りについてどんな話を?
大野智 『映画 怪物くん』はちょっと特殊な設定なので、服装や仕草もあんな感じでしたけど。今回は監督から、「何もしなくていい、そのままでいい」と言われたので、表面上は何もやってないです。

――監督は、「大野さんは準備していないようで、実はちゃんと準備をしている俳優」と言っていました。
大野智 (笑)。最初から監督には「無門っぽい」と言われていたんです。どの辺が似ているのかはわからなかったんですけど、それなら変に作り込まなくていいのかなと思いました。普段の僕は猫背なんですが、姿勢を正したりしなくてもいいのかなと。でも実際、「そのままでいい」と言われるほうが難しいんですよ。僕は、これまでのドラマや映画のときもそう言われることが多かったんですけど、そのたびに“そのままってなんだ?”と考えちゃう。とにかく今回は、無門の内面を理解した上で、なるべく普段通りの僕そのままでいようと心がけました。

――後半、無門が感情を爆発させるシーンはいかがでしたか?
大野智 その場面は撮影が翌日に持ち越しになったんですけど、空いた時間はひとりで部屋にこもってじっと集中していました。あの気持ちを作ったまま撮影に臨まないと、できないですから。

――役者として、難しいことに挑戦したと思いますか?
大野智 毎回、お芝居をやらせていただく中で、簡単なものはひとつもないです。『忍びの国』の撮影前にはドラマ(日本テレビ系『世界一難しい恋』)をやっていたんですが、現代劇から時代劇へ切り替える期間もなかったので、個人的には大変な部分もありました。でも逆に、かけ離れていて良かったのかな(笑)。

――今作も含め、多くの作品に出演されている大野さん。俳優としての自分をどのように捉えていますか?
大野智 僕は、自分が俳優だと思ったことは一度もないですね。たまたまこうして演技の仕事をやらせていただいていますが、やっぱり中途半端ではできない仕事。俳優さんみたいに、いろんな役を演じ続けることは、僕には絶対にできないと思う。

――俳優というよりも、嵐の大野智という意識が大きい?
大野智 基本は、嵐というグループでやっている大野智なので。だからこそ、グループを離れてひとりで演技の仕事をするときは、本当にちゃんとやらなきゃという意識になります。

――では今回の撮影でも同じ気持ちでした?
大野智 自分としても役作りや様々なことを考えてはいますが、時間の制限がある中での撮影なので、すべてがスタッフさんたちとかみ合うわけではない。今回、演じることは本当に難しいんだなとあらためて痛感しつつ、全力でやらせていただきました。

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