俳優の中井貴一（53）が20日、都内で行われた主演映画『柘榴坂の仇討』の初日舞台あいさつに出席。作品の中で「最も心に残った愛」という問いに「あの…私まだこの映画を観ておりませんので」と苦笑すると「撮影現場の感じだけでいいますと、たぶん、それがカットになっていることもあるので先に阿部さんお願いします」と阿部寛に託した。

【写真】その他の写真を見る

　不意にパスを受けた阿部は一瞬苦笑するも、「またですか」と慣れた様子で「今回の映画は女性の気持ちを描いたところが魅力のひとつだと思う」とアピール。女優の広末涼子は、「日本人男性はちょっとシャイな部分があるけど、それをちゃんと表現して、お互いが通じ合った瞬間に愛の大きさを感じました」と語った。

　中井は「お二人の話を聞いて大体、あのシーンは残ってることがわかりました」と再び笑いを誘いつつ、「これは日本の理想的なかかあ天下の話だと思う」と持論を展開。「『ありがとう』とか『おいしい』とかって、妻に言いすぎてもダメなんですよ。当たり前になるんですから。たまに言うのが良いよね、阿部ちゃん？」と、妻帯者の阿部に同意を求めていた。

★YouTube公式チャンネル「オリコン芸能ニュース」