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久石譲の娘・麻衣がメジャーデビュー、「ナウシカ」から25年

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 作曲家・久石譲の娘で歌手活動を行う麻衣が、映画『ウルルの森の物語』(12月19日公開)の主題歌「ウルルの唄」でメジャーデビューする。麻衣は4歳の時、ジブリ映画『風の谷のナウシカ』(1984年公開)で流れる「♪ラン ラン ララ ランランラン」というフレーズで知られる「遠い日々」を歌っており、今回も「聴き終わった後すぐに周りの方々が「ウールール」と口ずさんでいるのを見て、凄く嬉しかったです」と印象に残るフレーズが特長だ。

メジャーデビューが決まった麻衣 

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 絶対音感を持つ麻衣は2歳からピアノの英才教育を受け、ナウシカでの歌声披露を経て6歳からNHK東京放送児童合唱団に所属。幼少期から類い稀な才能を発揮し、今も多くのCMや映画音楽に携わる。2006年には「さくらが咲いたよ」という楽曲を音楽配信サイトで発表し、昨年7月に公開された映画『崖の上のポニョ』のイメージアルバムにもボーカリストとして参加した。同年8月には久石のコンサートに平原綾香、林正子とともに出演、メジャーデビュー前にして東京・日本武道館の舞台を踏んだ。

 久石は愛娘を起用した理由を「歌い手さんの候補はいろいろあったのですが、非常にシンプルなメロディなので、出来るだけ素直な歌い方が出来る人がいいなと思っていました。そんな時、僕の作品のデモテープはだいたい娘の麻衣が歌っているのですが、このデモテープを聞いた映画関係者が『この人でいいんじゃないか?』ということをおっしゃって。ちょうど麻衣も歌のデビューとソロアルバムのリリースが決まっているということもあり、歌に全精力を注ぐという時期だった」と説明している。

 新曲は『ウルル〜』の音楽監督も務める久石が作曲、麻衣が作詞した親子共作。これまでは毎回レコーディング前に久石からたくさんの指摘を受けてきたという麻衣だが、今回は初めてノーアドバイスだったという。試写を観賞した久石は「歌よかったね〜、安心して聴けた。こういう歌い手さんがいてもいい!って初めて思えた」と感想を伝え、麻衣は「今までで最高の褒め言葉」と父親が音楽家として下した評価に感慨もひとしおだ。

 デビュー曲は本日14日より劇場予告で流れ、25日より着うた配信がスタート。12月16日にシングル発売。

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  • 12月16日発売「ウルルの唄」 

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