女優・川口春奈が20日、TBS系主演ドラマ『桜蘭高校ホスト部』（毎週金曜　深夜24：20　※22日スタート）の制作発表会で意外な一面を共演の山本裕典から明かされた。山本が「はるちゃんは、腕を嗅ぐのが好き。『ちょっと嗅がせてください』って言って嗅いでる2秒後くらいにはガブっと噛みが……」と右腕を差し出すと、川口は報道陣の前でも遠慮せず一嗅ぎして腕をガブリ。「人の腕を見ると嗅ぎたくなるんです」と照れ笑いした。

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　同作は、月刊漫画誌『LaLa』（白泉社）で連載されていた葉鳥ビスコの同名人気少女コミックを初ドラマ化。超セレブな名門・私立桜蘭学院に通う美青年らが活動する「桜蘭高校ホスト部」を舞台に、成績優秀な特待生として入学した学校唯一の庶民・藤岡ハルヒ（川口）が借金返上のため男装し、ホストデビューする。

　連ドラ初主演を飾る川口は「緊張しすぎてますが、気合いとやる気は誰にでも勝つ自信があります！」と意気込みも熱く、「男性の制服を初めて着たけど今はもう慣れて、逆にこれじゃないとハルヒじゃないなって思う」。今期は男装女子をテーマにしたドラマが3本並ぶも「（他作品は）意識してない」とキッパリ。“男装仲間”のAKB48・前田敦子には「映画の取材でとてもお世話になったので、一緒に頑張りたいと思います」とエールを送った。

　そんな川口の現場の印象について、山本は「一番最初に会った時は一言も話さないくらいだったのに、今ではムードメーカー。人見知りだけど人見知りが取れるのも早かった」と座長として場を盛り上げていると絶賛。その一方で川口の“癖”には「みんな噛まれてると思いますよ」と告白し、その他のキャストが一斉にうなずくなか唯一、川口の事務所の後輩・竜星涼だけが「すいません、僕だけ噛まれてないです……初耳でした」と驚いていた。

　その山本も中村昌也から「楽屋で制服のブレザーを着る前はだいたい上は脱いでる」とバラされてしまい、山本は「僕は裸族というか、本当に服を着てるのがダメなんです。今も脱ぎたい」と、フォトセッションから囲み取材へ移行するわずかな待ち時間にも上半身を露出していた。中村は妻でタレントの矢口真里が原作の大ファンで「家に全巻あるし、今のところ嫁のダメ出しが一番怖い」と苦笑、会見中、急に「真里ー!!」と庄司智春の「ミキティー！」ばりに叫んで笑いを誘った。

　発表会にはほかに千葉雄大、高木心平、高木万平が出席。大東俊介も現在、舞台公演のため滞在中の米NYから衛星中継で参加した。