ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

Sengoku38、討論番組で自責の念「正義ではなかった」

 尖閣諸島ビデオを流出させ世間を騒がせた“Sengoku38”こと元海上保安官・一色正春氏が討論バラエティ番組『たかじんのそこまで言って委員会』(毎週日曜 後1:30〜 読売テレビ・日本テレビ系 ※一部地域を除く)の10日放送にパネラーとして出演。「正義とは何か?」というテーマで自身の行為について再度討論。「正義ではなかった」と後悔の念を漏らした。また原発問題から菅直人首相の退陣問題、普天間基地移動など、パネラーとしてあらゆる時事問題に切り込んだ。

“Sengoku38”こと元海上保安官・一色正春氏 

“Sengoku38”こと元海上保安官・一色正春氏 

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 過去、同番組に“召喚”という形でゲスト出演した際には、流出映像について「元海上保安官は当初、東京で報道陣に配るDVDも用意していたと聞いている」と、衝撃告白をした一色氏。淡々とした口調で事実を明かす一色氏だったが、「正義か否か?」という論点では一転し、自ら「正義ではなかった」と言及した。

 「国家の隠蔽を暴いた」(宮崎哲弥)、「国民のためにやったこと」(桂ざこば)、「守秘義務は“国民に公表すべきもの”には及ばない」(武田邦彦)など、一色氏の行為に対して“正義である”と賞賛する声が多いなか、当の本人は“正義ではない”と判定。「ベターではあったがベストではなかった。これしか出来なかった。結局、何人か上司が処分されたりもしたので…」と、苦しみぬいた胸の内を明かしている。

 そのほか、放射能に対する不安が広がる中、我が子を被爆から守るための過剰とも思える母親たちの行動は? 未曾有の国難に直面するこの状況での“菅降ろし”は? “開かれた皇室”の名の元に「女帝論」や「廃太子論」など皇位継承について議論することは? など、さまざまなテーマで「正義」を徹底討論。大阪では“芸能界のご意見番”として知られ、際どい暴露話と毒舌がウリのやしきたかじんと、フリーアナウンサー・辛坊治郎が司会を務め、放送ギリギリのトークを展開する。

関連写真

  • “Sengoku38”こと元海上保安官・一色正春氏 
  • 司会のやしきたかじんとフリーアナウンサー・辛坊治郎氏 
  • 『たかじんのそこまで言って委員会』収録風景 
  • 『たかじんのそこまで言って委員会』収録風景 

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

メニューを閉じる

 を検索