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猫ひろし、英国の映画監督に五輪出場を猛列アピール

 マラソンで2012年ロンドン五輪出場に向けカンボジア国籍を申請中のタレント・猫ひろし(33)が5日、都内で開催されたBBC(英国放送協会)製作の映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』(9月1日公開)の世界初上映となる完成披露試写会にネコの被り物を着て登場した。猫は、五輪開催国の英国から来日したマイケル・ガントンとマーサ・ホームズの両監督に何度も握手を求め「猫ではなくチーターみたいに速く走って、カンボジア人としてオリンピックに出られるようにがんばります」と猛烈にアピール。同作の日本語ナレーションを担当した歌舞伎俳優・松本幸四郎(68)と女優・松たか子(34)親子は、あ然としながらも猫に拍手を送っていた。

映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』の完成披露試写会でネコの被り物を着て登場した猫ひろし 

映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』の完成披露試写会でネコの被り物を着て登場した猫ひろし 

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 同作は、海洋ドキュメンタリー映画『ディープ・ブルー』(2003年)、地球上の生命の神秘に迫った『アース』(2008年)を生み出した世界最高峰のドキュメンタリー集団BBCによるネイチャードキュメンタリー映画の新作(原題は『ONE LIFE』)。地球上に住む全ての“いのち”の営みをテーマに、製作費35億円、最高峰の技術を駆使し、3000日をかけて今まで観ることのできなかった生き物たちの生態を映像に収めた。アザラシの子育てや、 自分の命を犠牲にして子供の誕生を守るミズダコなど…。“生き物”たちの偽りなきドラマを映し出す。

 動物の被り物で変装した子ども17人に混ざって登場した猫は、「顔だけ見るとおやじですが、きょうは猫かぶらせていただきました。来年一生懸命走って走ることで何かお伝えできたら」とその本気度を見せつけていた。

 猫の “乱入”までは普通の舞台あいさつが行われ、ナレーションで親子初共演した松は「特性を生かしきって生きる、そんな動物たちばかりが登場し、自分は生ききれているだろうかと考えさせられる。映像技術とともに、自分の生き方をふと立ち返って見るような作品」。松本は「動物たちの営みの背後から、人間はこれでいいんですか? という声が響いてくるようで、それを日本人として人間として伝えさせていただいた。命を受け渡たした松たか子とナレーションを共演できて幸せでした」などと話した。

 自然史関係の映像製作に長く携わるガントン監督は「これまでの作品が観察するような感じがあったとしたら、より親密なアプローチを試みた今作は、前のめりになってドラマに入り込める作品になったと思う」と自信をたっぷりの笑顔。ホームズ監督も「人間も動物たちも、生きる中でさまざまな困難にぶつかり、乗り越えている。そういう中に共通点を見出してもらって、地球という宝、このユニークな星を想う気持ちになってもらえたら嬉しい」。そして、東日本大震災で被災した人々に向けて「この作品を観ている間のひとときでも、悲しみなどを癒すことができたら」と願っていた。猫ひろし

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  • 映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』の完成披露試写会に登場した松本幸四郎&松たか子親子 
  • 映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』の完成披露試写会の様子 
  • 映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』の完成披露試写会に登場した松本幸四郎 
  • 映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』の完成披露試写会に登場した松たか子 
  • 映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』の完成披露試写会に登場した(左から)マーサ・ホームズ監督、マイケル・ガントン監督 
  • 映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』の完成披露試写会に登場した猫ひろし 

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