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阿部寛主演 『麒麟の翼』映画化決定 人気ドラマ『新参者』続編

 俳優の阿部寛が、映画『麒麟の翼〜劇場版・新参者〜』(土井裕泰監督、来年1月公開予定)に主演することがわかった。昨年4月にTBS系で放送され高視聴率を得た連続ドラマ『新参者』と今年の新春ドラマスペシャル『赤い指』の続編で、原作は人気ミステリー作家・東野圭吾の“加賀恭一郎シリーズ”の最新作。ドラマに引き続き、刑事役を演じる阿部は「あの『新参者』が映画化。2時間というサイズで、スピード感ある加賀の洞察捜査を楽しみにしてほしい」と意気込んでいる。

阿部寛の加賀恭一郎がスクリーンに帰ってくる! 東京都内で撮影が始まった映画『麒麟の翼』より (写真提供:東宝) 

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 同作は、今年3月に発売されたばかりの同名小説を映画化。ある日、東京・日本橋で殺人事件が発生。被害者の男は翼のある麒麟像の下で発見される。一方、容疑者の男は、現場から逃亡する際、車に轢かれて意識不明に。容疑者の恋人は男の無実を訴える。捜査が進むにつれて、それぞれの家族や恋人の、知られざる一面が明らかになっていく。加賀は、事件の謎を解き明かし、真実を見つけだすことができるのか…。

 メガホンを取るのは『いま、会いにゆきます』『涙そうそう』『ハナミズキ』などの感動作を手がけた土井裕泰監督で、「刑事・加賀恭一郎が、事件によって心に傷を負った人々をどのように救い、希望に導いてゆくのか。希薄になりつつある“家族の絆”とは何なのかを改めて問い直すような、家族そして親子の“再生”の物語として描いていきたい」と語っている。

 共演は、『新参者』からのレギュラーメンバー、青山亜美役の黒木メイサ、松宮脩平役の溝端淳平、『赤い指』で登場した加賀の父・隆正役の山崎努、金森登紀子役の田中麗奈らの再登板が決定。さらに、劇場版ならではのキャスト陣は後日発表される。

 12日から東京・日本橋〜人形町でのロケを中心に撮影がスタート。クランクアップは7月上旬を予定している。公開は、全国東宝系で2012年1月、超拡大ロードショーされる。

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