ハリー・ポッターという名の少年が、世界に初めて魔法をかけたあの日から10年。世界中を席巻したファンタジー映画シリーズが、ついに完結する。最終作『ハリー・ポッターと死の秘宝　PART2』の日本公開を7月15日（金）に控え、ハリー・ポッターと宿敵ヴォルデモートが対峙する衝撃的なポスタービジュアルが初公開された。傷だらけのハリーの鬼気迫る横顔から、宿命の対決の壮絶さがうかがえる。

　キャッチコピーは「IT ALL ENDS（全てが完結）」。2001年の『ハリー・ポッターと賢者の石』に始まる同シリーズは、世界中で驚異的な興行成績を積み上げてきた。最終章となる『ハリー・ポッターと死の秘宝』は2部構成で展開され、「PART1」（2010年）は興行収入6億5724万ドルを突破して、全シリーズ最高の興行記録を残している。

　『PART 2』はハリー・ポッター映画シリーズ最後のアドベンチャー。魔法界における善と悪の間で起こる戦いは、本格的な交戦へとエスカレートする。この争いは今までで最も危険なものであり、もはや誰の身も安全ではない。そして、ヴォルデモートとの最終決戦の時、最後の犠牲を払わなければならないのはハリー・ポッター自身だった…。

　この10年で大きく成長したダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンが、再びハリー・ポッター、ロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーを演じる。監督は、全世界で大ヒットした『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 1』に続き、デイビッド・イェーツが務める。

　このポスターは、5月上旬ごろから全国の主要劇場に掲出される。