世界33ヶ国で出版され、日本の小学校の“朝読の時間”でも支持されている大ヒット児童書シリーズ『マジック・ツリーハウス』が、世界で初めてアニメ映画化され、ギャガの配給で来年1月7日に全国公開されることが決まった。世界中からオファーが殺到する中、作者である米国人作家メアリー・ポープ・オズボーンが、甘子彩菜氏による日本語版のオリジナルイラストを気に入り、初めて映画化を承諾した。

【写真】その他の写真を見る

　同作は、1992年に米国で発行され、既刊45巻（2011年3月現在）、全世界での発行部数が9200万部に上る大ベストセラーシリーズ。仲よし兄妹が、不思議なツリーハウスで、夢と魔法とスリルいっぱいの大冒険を繰り広げる。日本には2002年に登場し、既刊29巻（メディアファクトリー刊）。

　主人公は、本と勉強が大好き、だけどちょっぴり気が弱い男の子ジャックと、冒険が大好きで、どんな動物ともすぐ仲良くなれる元気な女の子アニーの仲良し兄妹。ある日、2人は森の木の上に、不思議な小屋を見つける。そこは本の中の世界に連れて行ってくれる魔法のツリーハウス。兄妹はさまざまな時代、さまざまな場所を訪れ、大冒険を繰り広げる。

　監督は『かいけつゾロリ』の錦織博、脚本は『コードギアス』シリーズや『ブレイブ ストーリー』の大河内一楼、キャラクターデザイン・総作画監督は『おまえうまそうだな』の柳田義明、美術監督は『AKIRA』、『ピアノの森』の水谷利春、音楽は作曲家の千住明が務め、日本アニメ界を支える強力な布陣で製作される。

【動画】新作続々！映画予告編⇒


◆映画情報　最新映画ニュース一覧｜インタビュー バックナンバー