女優の堀北真希が3月放送のスペシャルドラマ『案山子(仮)』(フジテレビ系 後9:00)で主演することが16日、わかった。同ドラマはシンガー・ソングライターで作家のさだまさしの曲の世界から構想を得て描く家族ドラマで、2008年『眉山』、2009年『親父の一番長い日』に続く第3弾。家族の次女の高校時代からを演じる堀北は「今回の役は自分と年齢が近いので素直な気持ちでお芝居をすることができました。子どもと大人の間の年頃で、家族とぶつかったり、未知の世界に飛び込もうとするパワーのあるところを出せたらなと思います」と意気込んでいる。
遠く離れた故郷から都会に出て暮らす娘を思う家族の心情を歌った、さだの名曲「案山子」を基に描かれる今作は、同局系列のテレビ長崎が1993年から20年近くにわたって追い続けている長崎・五島列島に住む大家族のドキュメンタリー番組『五島のトラさん 〜9人家族の10年〜』を原案に制作。製麺業・五島うどんを営む犬塚虎夫さんとその家族の設定を基にしたオリジナルストーリーを展開する。
家族から巣立つ娘の姿を軸に、両親や兄弟姉妹との関わりを描く今作で堀北が演じるのは、プロのカメラマンを目指して大自然あふれる五島を出て上京した次女・佐伯ちづる。写真の全国アマチュアコンテストで奨励賞を取ったことをきっかけに高校卒業後、プロのカメラマンを志して上京。スタジオカメラマンのアシスタントとして夢の一歩を踏み出すも、トラブルに巻き込まれ、東京での生活にも疲れてしまい3年ぶりに五島列島に帰郷。そこにある変わらない家族の笑顔や絆を再確認する。
五島でのロケは昨年10月上旬に行われ、堀北は「いろいろな家族がいて、いろいろな家族の形があると思いますが、形は違っても、家族同士の絆はかけがえないものだと感じました」としみじみ。同局の中島久美子プロデューサーも「現在、“家族の絆”は希薄になりつつありますが、誰の心の中にも故郷というべき家族はあるはずで、こんな時代だからこそ「案山子」をテーマ曲にドラマを制作することで、家族関係を見つめるきっかけになればと思いました」と作品に込めた思いを語った。
原作者のさだは「案山子」について「たった独りでひざを抱えて遠いふるさとを思ったことのある人ならわかってくれる“ぬくもり”の歌」と解説。また、自身の楽曲のドラマ化第3弾には「素晴らしい出演者の皆さんやスタッフの手で、またひとつ宝物が生まれた。頑張って歌ってきたご褒美のようで、とても幸せだ。もっともっと良い仕事をしなければ、と新しい勇気をいただいた気がする。皆さんありがとう」と喜びを語っていた。
五島に暮らす一家は、父親・寅夫を松平健、母親・美砂代を風吹ジュン、長男・守を高岡蒼甫、長女・梢を中越典子、三女・静香を美山加恋、次男・豪太を中村柊芽が演じる。また、さだ自らも、高校生時代のちづる(堀北)が立ち寄る商店街の小さな本屋の店長として友情出演する。
◆テレビニュース ドラマ|フジテレビ
遠く離れた故郷から都会に出て暮らす娘を思う家族の心情を歌った、さだの名曲「案山子」を基に描かれる今作は、同局系列のテレビ長崎が1993年から20年近くにわたって追い続けている長崎・五島列島に住む大家族のドキュメンタリー番組『五島のトラさん 〜9人家族の10年〜』を原案に制作。製麺業・五島うどんを営む犬塚虎夫さんとその家族の設定を基にしたオリジナルストーリーを展開する。
家族から巣立つ娘の姿を軸に、両親や兄弟姉妹との関わりを描く今作で堀北が演じるのは、プロのカメラマンを目指して大自然あふれる五島を出て上京した次女・佐伯ちづる。写真の全国アマチュアコンテストで奨励賞を取ったことをきっかけに高校卒業後、プロのカメラマンを志して上京。スタジオカメラマンのアシスタントとして夢の一歩を踏み出すも、トラブルに巻き込まれ、東京での生活にも疲れてしまい3年ぶりに五島列島に帰郷。そこにある変わらない家族の笑顔や絆を再確認する。
五島でのロケは昨年10月上旬に行われ、堀北は「いろいろな家族がいて、いろいろな家族の形があると思いますが、形は違っても、家族同士の絆はかけがえないものだと感じました」としみじみ。同局の中島久美子プロデューサーも「現在、“家族の絆”は希薄になりつつありますが、誰の心の中にも故郷というべき家族はあるはずで、こんな時代だからこそ「案山子」をテーマ曲にドラマを制作することで、家族関係を見つめるきっかけになればと思いました」と作品に込めた思いを語った。
原作者のさだは「案山子」について「たった独りでひざを抱えて遠いふるさとを思ったことのある人ならわかってくれる“ぬくもり”の歌」と解説。また、自身の楽曲のドラマ化第3弾には「素晴らしい出演者の皆さんやスタッフの手で、またひとつ宝物が生まれた。頑張って歌ってきたご褒美のようで、とても幸せだ。もっともっと良い仕事をしなければ、と新しい勇気をいただいた気がする。皆さんありがとう」と喜びを語っていた。
五島に暮らす一家は、父親・寅夫を松平健、母親・美砂代を風吹ジュン、長男・守を高岡蒼甫、長女・梢を中越典子、三女・静香を美山加恋、次男・豪太を中村柊芽が演じる。また、さだ自らも、高校生時代のちづる(堀北)が立ち寄る商店街の小さな本屋の店長として友情出演する。
◆テレビニュース ドラマ|フジテレビ
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2011/01/17