歌手の氷川きよしが29日、東京・渋谷のNHKホールで『第61回NHK紅白歌合戦』のリハーサルに臨んだ。11回目の出場で「虹色のバイヨン」を歌う氷川は、報道陣からの「慣れたもの？」との問いに「とんでもない。緊張してドキドキ」と驚きの表情を浮かべた。また同曲のジャケット写真では、大胆に胸元を開けたセクシーな衣装を披露しているが、当日の衣装は「アラビアの砂漠のエメラルドグリーンの水と森」をイメージして制作。「おこがましいけれど、皆さんのオアシスになりたい」と期待を煽った。

　氷川は今年1年を振り返り「充実した1年で、歌手として最高の時間を過ごさせてもらった。このままのいい状態が永遠に続けばいいな」と微笑んだ。一方、プライベートでは趣味の熱帯魚を一緒に愛でてくれるようなお相手はいないようで「誰か紹介してほしい」と語った。またこの日、今年初出場で「トイレの神様」を歌唱する植村花菜が“一番会いたい歌手”として氷川の名を挙げたことを聞くと「へぇー！ 嬉しい。素敵な曲ですよね。僕もおばあちゃんが好きだったんで」と喜んでいた。

　『第61回 NHK紅白歌合戦』は「歌で つなごう」をテーマに31日午後7時30分から11時45分まで放送（途中、午後9時25分から5分間のニュース中断あり）。これまでの対戦成績は紅28勝、白32勝。

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