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鳥居みゆき、“究極の干物女”でドラマ初主演 〜4コマ漫画「臨死!!江古田ちゃん」実写化

 奇抜なメイクとネタで知られる女性お笑いタレント・鳥居みゆきが、来年1月11日から放送される新ドラマ『臨死!! 江古田ちゃん』(毎週火曜・深1:29〜 日本テレビ系)でドラマ初主演を務めることが23日、わかった。原作は女性漫画家・瀧波ユカリによる同名作品の4コマ漫画。鳥居が演じる主人公の江古田ちゃんは、定職に就かず異性関係もだらしない、そして基本的に“家では全裸”をポリシーとしているエキセントリックな女性として描かれる。

熱狂的なファンがいる「臨死!! 江古田ちゃん」(講談社刊)を鳥居みゆき主演で実写化 (c)日本テレビ 

熱狂的なファンがいる「臨死!! 江古田ちゃん」(講談社刊)を鳥居みゆき主演で実写化 (c)日本テレビ 

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 北海道出身で、東京・江古田駅近隣に住む主人公は、派遣社員として事務員、テレフォンアポインターからヌードモデルに、夜はキャバ嬢などフリーターとして暮らす毎日。家の中では常に全裸ですごし、異性関係もかなりだらしない。また異性に受けの良い女性を“猛禽”(もうきん)と呼び、丸だしの敵意と人間考察を語るなど人間臭さとシュールさを併せ持つ作品だ。ちなみに、作中での猛禽への人間考察は徐々に話題となり、同作は『月刊アフタヌーン』(講談社)という青年誌での連載ながら、『an・an』(マガジンハウス)や『Hanako』(マガジンワールド)、『日経WOMAN』(日経BP社)その他数社の女性向け雑誌に出張掲載されるなど、同性からも熱狂的なファンを持つ。

 初のドラマ主演に抜擢された鳥居は「“イメージがピッタリ”と言われたので私は完全に猛禽の役だと思っていました。今後は活動の幅を広げて、富士見台ちゃんや都電雑司ヶ谷ちゃんにも挑戦していきたいと思います」と、冗談と本音の境界線がまったく見えない鳥居らしいコメントを寄せた。また、原作者・瀧波氏が歌詞を書下ろした主題歌を江古田ちゃんとして担当するなど、新しい才能が一気に開花しそうな予感だ。

 また、鳥居演じる江古田ちゃんを囲む友人M役には劇団・毛皮族の江本純子、そして江古田ちゃんの本命彼氏役には元・ジョビジョバの長谷川朝晴、ホステス仲間に劇団おんぼろの阿久澤菜々など、芝居畑の演劇陣がずらり。また江古田ちゃんの姉役には、まん丸なボディで妖艶なダンスを披露するダンサー・チェリータイフーンと、こちらは鳥居に負けないエキセントリックさで作品に華を添える。深夜ドラマならではの題材、そして異色としか言いようのないキャスティングでどうように展開されるのか、まったく予測不可能な新ドラマといえそうだ。

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