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“21世紀の裕次郎”徳重聡が満を持して連ドラ初主演! コミカルな精神科医に

 俳優の徳重聡が、来年1月30日スタートの新ドラマ『Dr.伊良部一郎』(毎週日曜 後11時〜 テレビ朝日系)で連続ドラマ初主演を務めることが9日、わかった。2000年に“21世紀の石原裕次郎”として華々しくデビューし、これまで健康的なイメージの役どころが多かった徳重だが、今作では“大きな子供”といった三枚目なキャラクターの精神科医を演じる。満を持しての連ドラ主演に徳重も「ついに連続ドラマ初主演ということで、非常に緊張しています。これまでにないコミカルな演技をしなくてはいけないので、僕にとっても“挑戦”です」と気合十分だ。

2011年1月スタートの新ドラマ『Dr. 伊良部一郎』で連ドラ初主演を飾る徳重聡 

2011年1月スタートの新ドラマ『Dr. 伊良部一郎』で連ドラ初主演を飾る徳重聡 

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 同作は、直木賞受賞作家・奥田英朗の人気作『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』『町長選挙』(文春文庫刊)をドラマ化。「いらっしゃーい」という主人公・伊良部一郎(徳重)の甲高い声が響く、伊良部総合病院の心療内科が物語の舞台だ。一般的に抱くイメージとはことごとくかけ離れた精神科医のもとに訪れる患者も個性的な人間ばかり。初回で西村雅彦が演じる“先端恐怖症のヤクザ”のほか、“プール依存症の男”、“妄想壁の女”、“携帯依存症の高校生”などがクリニックに訪れる。

 徳重演じる伊良部一郎は、元小児科医で注射マニアという“超”変わった精神科医。愛すべき純真無垢な大人もあれば、一方でハチャメチャで無責任、自己中心的な“大きな子供”といった面もあわせ持つ。共演には原作のキャラクターとはガラリと変わり、伊良部を見守る保護者的な存在で年齢不詳の“ナイスバディな熟女看護師”マユミ役の余貴美子、お見合いパーティで知り合ったが、結婚3ヵ月で関係が破綻し、慰謝料請求のために足しげく診療室に通う伊良部の妻茜役の原幹恵が華を添える。

 また伊良部先生のトレードマークとなる白衣のデザインは、所属事務所の先輩・舘ひろしが担当。学生時代に建築学科で学んだ舘は、鉛筆をスイスイと走らせ「長いコートを翻して歩いてくる感じ」というコンセプトの見事なデザイン画を仕上げた。舘は「この白衣は、先代・石原裕次郎さんのドラマ『弟』(同局系)で、僕が慶応病院の井上先生の役をやらせていただいたときに、自分でデザインして独自に作ったものと同じものです。“21世紀の裕次郎”としてデビューした徳重ですから、先代の想いも添えてあげられるかなと思っております」と自信をのぞかせるとともに「徳重がついに連ドラ初主演という事で、彼もプレッシャーを感じていると思いますが、僕のほうが緊張しております」と可愛い後輩に思いを託した。

 徳重は今回の役どころについて「伊良部はとても変わったキャラクターなので『そうか、僕がこれをやるのか!』と、最初にお話をいただいたときはすごくびっくりしました。見ているうちに『こんな医者に会ってみたいな』と思っていただけたら嬉しいです!」。船津浩一プロデューサーも「徳重さんが持っている内面の優しさや純粋さ、時折見せる無邪気な笑顔は、原作の伊良部先生のキャラクターとぴったり。外見はかっこいいけど実はトンデモ医者の、新しい“徳重×伊良部先生”にご期待ください!」と太鼓判を押す。これまでのイメージを一新し、徳重の新たな代表作となるのかに注目したい。

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  • 2011年1月スタートの新ドラマ『Dr. 伊良部一郎』で連ドラ初主演を飾る徳重聡 
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