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【東京国際映画祭】ロシアから原作者が来日「チェブラーシカを大事にして」

 『第23回東京国際映画祭』(31日まで開催中)で27日、特別招待作品『チェブラーシカ/くまのがっこう〜ジャッキーとケイティ(短編)』が上映された。『チェブラーシカ』はロシアで日本の『ドラえもん』のように親しまれているパペットアニメーション。映画祭ゲストとしてロシアから原作者のエドゥアルド・ウスペンスキー氏が来日し、「ロシアの人々の一人ひとりの心の中にチェブラーシカが生きています。今度は日本のみなさんの中にチェブラーシカが生きてほしい。チェブラーシカを大事にしてください。チェブラーシカもみなさんを大事にするでしょう」とあいさつした。

チェブラーシカ (C)ORICON DD inc.  

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 1960年代の終わりに、ウスペンスキー氏の児童文学を原作にしたアニメーション・シリーズがロマン・カチャーノフ監督によって映画化され、全4話が制作された。映画は日本でも紹介され、チェブラーシカというキャラクターの人気が定着。オリジナルから40年近くが経った今年、中村誠監督のもとロシア、韓国のスタッフの協力も得て、新作2作「チェブラーシカとサーカス」「シャパクリャクの相談所」と旧作の「ワニのゲーナ」のリメイクが制作された。ウスペンスキーは「チェブラーシカと一緒に私も生まれ変わったような感じです」と新作にお墨付き与えた。

 チェブラーシカのボイスキャストを務める大橋のぞみも登場し、「チェブラーシカはとてもかわいいし、ほかにも個性豊かなキャラクターがいっぱいいるのでぜひ楽しんで観て下さい」とアピールした。

 『くまのがっこう〜』(児玉徹郎監督)は、絵本作家・あいはらひろゆき氏(文)とあだちなみ氏(絵)による人気絵本シリーズの初の劇場アニメーション作品。ボイスキャストを代表して主人公のくまのこ・ジャッキー役の松浦愛弓は「この映画はジャッキーがケイティ(女の子のくま)の病気を治すために、11匹のお兄ちゃんたちとジャッキーで一生懸命頑張るお話しです。なので、これを観たらみんな頑張れる気持ちなると思うので、観てください」とあいさつした。

 原作のあいはら氏は「2002年に最初の絵本が発売されて8年たってようやく映画になり、『チェブラーシカ』という世界的名作と同時上映されることを非常に光栄に思っています」と喜びを語った。

 『チェブラーシカ/くまのがっこう〜ジャッキーとケイティ(短編)』は12月18日(土)より全国で公開される。

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  • チェブラーシカ (C)ORICON DD inc.  
  • ジャッキー (C)ORICON DD inc.  
  • (左から)『チェブラーシカ』の中村誠監督、エドゥアルド・ウスペンスキー氏(原作者)、大橋のぞみ(チェブラーシカ役)、『くまのがっこう ジャッキーとケイティ』の松浦愛弓(ジャッキー役)、あいはらひろゆき(原作者)、児玉徹郎監督 (C)ORICON DD inc.  
  • 大橋のぞみ (C)ORICON DD inc.  
  • 松浦愛弓 (C)ORICON DD inc.  
  • 『チェブラーシカ』の原作者、ロシアの児童文学作家エドゥアルド・ウスペンスキー氏 (C)ORICON DD inc.  

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