世界中で大ヒットした映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。1985年の第1作公開から25周年を記念して、同シリーズ3部作のBlu-rayが全世界同時発売された25日、米ニューヨーク市内に主演俳優マイケル・J・フォックスをはじめとする主要キャスト、ロバート・ゼメキス監督、主題歌を歌ったヒューイ・ルイスらが集合し、“同窓会”イベントを開催した。
シリーズの主人公マーティ・マクフライを演じ、ハリウッドのトップスターの仲間入りを果たしたマイケル。その後、パーキンソン病を発症し、一時は動くことも困難とされていたが、元気な姿で昔の仲間たちと再会。「この作品はご存知のとおりタイムトラベルの話だけど、映画自体がタイムレスな(色褪せない)ものだと思う。『パート2』の舞台になった2015年が過ぎても、変わらず人々に愛されるんじゃないかな。世代を超えて愛され続けるこの素晴らしい作品に出会えて、本当に光栄に思うよ」と感慨深げに語った。
ゼメキス監督も「この作品は、親子関係や友情などがテーマになっている。誰もが一度は悩むような、全世界で共感してもらえる人間関係をベースにしたのがこの作品の成功の秘訣じゃないかな。だからこそ、世代を超えて今でも愛されているんだと思う」と、誇らしげに話していた。
ほかにキャストのクリストファー・ロイド、リー・トンプソン、メアリー・スティーンバージェン、ヒューイ・ルイス、脚本のボブ・ゲイル氏、製作のニール・カントン氏が出席。同日夜には、ドナルド・フュリラブを加えた9人が、NYのレストラン“グスタヴィーノス”のブルーカーペットセレモニーに登場。会場の前には、同作の熱狂的カナダ人ファンが手掛けた“デロリアン”(車型タイムマシン)の完全レプリカも飾られイベントに華を添えた。
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2010/10/26