第23回東京国際映画祭が23日、東京・六本木で開幕した。今年も六本木ヒルズけやき坂通りに200mにわたってレッドカーペットにかわるグリーンカーペットが敷きつめられ、同映画祭大使の女優・木村佳乃、グリーンアンバサダーを務める女優・杏を皮切りに各出品のキャスト、スタッフらが続々と登場し、沿道の大観衆の声援に応えた。

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　同映画祭は、カンヌやベネチアの国際映画祭と同じ国際映画製作者連盟が公認する日本で唯一の国際映画祭。1985年よりスタートし、23回目を数える今年は期間中に国内外の約200本の映画を上映する。500mlのペットボトル2万3000本分をリサイクルしたグリーンカーペットには、特別招待作品『白夜行』に出演する堀北真希、高良健吾、船越英一郎、同『怪盗グルーの月泥棒　3D』の日本語吹き替えをした笑福亭鶴瓶、芦田愛菜のほか、海外からも『トロン：レガシー』に出演のギャレット・ヘドランド、オリヴィア・ワイルド、ゲストの歌手ポール・ポッツなどが駆け付け、お祭りムード一色に。

　オープニング作品は世界最大のSNS“フェイスブック”を創ったマーク・ザッカーバーグを描いた『ソーシャル・ネットワーク』（デヴィット・フィンチャー監督）。クロージング作品はベン・アフレック監督・主演のサスペンス・アクション『ザ・タウン』。同映画祭の最高賞「東京サクラグランプリ」を競うコンペティション部門では、世界各国から公募した832作品の中から厳選な予備審査を経た15本が上映される。結果は最終日の31日（日）に発表される。

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