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木村拓哉、“声優”で共演の蒼井優を絶賛「魅力的なパワー」

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 SMAP木村拓哉が6日、都内で行われたマッドハウスの新作アニメーション映画『REDLINE』(小池健監督、10月9日公開)のプレミア試写会で舞台あいさつに立った。木村は2004年『ハウルの動く城』以来、2度目の声優挑戦で、ドでかいリーゼントに革ジャンがトレードマークの主人公JPを担当。原作・脚本・音響監督を務めたクリエーターの石井克人氏が、木村をイメージして作ったキャラクターと聞くと「あそこまで頭を盛ったことはないけど…」と返しつつ、「彼のスピード感覚がすごく好き。彼は一途なんです」と話した。そのJPが一途な想いを寄せる相手・ソノシー役の蒼井優については「魅力的なパワーを吹き込んでくれた」と絶賛した。

新作アニメーション映画『REDLINE』の舞台あいさつに出席した(左から)石井克人氏、小池健監督 

新作アニメーション映画『REDLINE』の舞台あいさつに出席した(左から)石井克人氏、小池健監督 

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 CMディレクターとしても活躍する石井氏は、木村が出演する某CMの撮影現場の楽屋で、同作のトレーラーを見せ、声の出演をオファー。木村は「石井さんが自分に何か求めてくれることがすごく嬉しかった。ぜひ、やらせてくださいとその場でお返事させていただきました」と即決したという。

 さらに木村を感動させたのが、CG全盛の時代にあえて手描きにこだわった映像だった。小池監督は作画だけで4年を費やし、その枚数約10万枚。一番手の込んだシーンは10秒間に700枚ものセルによって構成されている。木村は「簡単に作画枚数10万枚っていいますけど、総製作期間は7年もかかっている。中学校に入った子が高校を卒業していますよ。無条件に尊敬します」と小池監督と石井氏に目礼した。

 同作は、急きょ日米同時公開されることが決まり、木村は「自分にとってもうれしい限り。声だけでの参加で大きいことは言えないが、コンピューターの力に振り回されている中で、手作業、手作りで一枚一枚絵を書いて、このような世界が作れるんだという制作スタッフの集大成というか、執着心というか、やればできるってことを体感していただければ。この作品の世界を楽しんで愛して欲しいと思います」と熱っぽく語っていた。

 四輪車がエアカーに変わろうとする“未来”の時代に、5年に1度開催される宇宙最速を決める最大の祭典『REDLINE』に出場するレーサーたちの恋や葛藤、軍事国家が支配する星“ロボワールド”との対決を描く。

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