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　海上保安庁の潜水士による救出劇を描く公開中の映画『THE LAST MESSAGE 海猿』に出演している俳優の伊藤英明、加藤あいらが23日、都内で海上保安庁長官より感謝状を贈呈された。伊藤は「本物の海上保安官の方も満足していただいたみたいで、嬉しい。やってよかった。より海上保安庁へのご理解が深まれば」と受け取った盾を手に、喜びを爆発させた。

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　同シリーズ作を通して、世の中に海上保安庁の理解や関心を深めたとして感謝状が贈呈。鈴木久泰長官から賞状を受け取った羽住英一郎監督は、「多くの海上保安官にご協力いただいた。協力してくれた方が見た時、ガッカリしないもののしようと打ち込んだ。だから、こちらが感謝してもしきれない」と感謝しきり。過去のシリーズ作がヒットした際に、海保の志願者が増えたという実績も紹介された。

　また鈴木長官から「ひとつ残念だったのは、長官が出てこずだったこと。あれほどの大事故なら、登場するのですが…」とダメ出しされると羽住監督は、「ちょうど海外視察に行っていたということで」と即座に“裏シナリオ”を付け加え、場を和ませた。

　この日は“海猿の卵”ともいうべき海洋少年団を招いての特別上映会も実施。小学1年生から6年生までの男女を前に伊藤は「子供たち！ 元気かな!？ もう見たのかな？ あ、これから？ 間違えちゃったね、おじさん」と上機嫌に語りかけ、「小学6年の時の文集で、良かったことに『台風で学校が休みになった』って書いてて、我ながら子供っぽかったんだな〜」と昔を顧みながら、笑いを誘っていた。なお、共演者の佐藤隆太、三浦翔平も同席した。

⇒あらすじをチェック！ 『THE LAST MESSAGE　海猿』予告編