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　TBSが、10月より金曜深夜に実験的ドラマ枠『Friday　Break』（深0時20分）を新設し、その第1弾『クローン ベイビー（仮）』の主演を、連ドラ初主演となる俳優・市川知宏が担当することが31日、わかった。市川は、『第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリを獲得し、現在ドラマ『ホタルノヒカリ2』（日本テレビ系）に出演する注目の若手俳優。そのほか、8月22日に、動画共有サービス・USTREAMで完全生中継された最終オーディションから選抜された6人を含む、キャスト9人が出演する。同作の伊與田英徳チーフプロデューサーは「『Friday　Break』という新しいドラマ枠のスタートを飾る、素晴らしいキャスティングができたと思っています。素晴らしいキャスト陣が、このドラマを機に大きくブレイクすると確信しています」と自信を覗かせている。

　『クローン ベイビー（仮）』は、同じ遺伝子を持つクローン人間が“ひとつのイス”をかけて、壮絶なバトルを繰り広げる、ヒューマンサスペンス。クローンは、どんなに離れていても互いに引き寄せられ、出会うという“磁石の法則”と、クローンは互いを排除しようと殺し合うという“排他の摂理”。この2つの法則を背景に、運命の赤い糸のごとく引き寄せられるクローンたちの思惑、駆け引き、そして奪い合いを描いていく。

　市川以外のキャストには、『侍戦隊シンケンジャー』（テレビ朝日系）の主人公・志葉丈瑠役のほか、現在『GOLD』（フジテレビ系）に出演する松坂桃李、オーディションの中から唯一選抜された女優・滝裕可里、『熱海の捜査官』（テレビ朝日系）出演中の山崎賢人、『キャンパスター★H50 withメンズノンノ』でメンズノンノ賞を受賞し、連ドラ初出演となる菊田大輔、『第22回ジュノンスーパーボーイ・コンテスト』グランプリで、今作がドラマデビューの稲葉友らがオーディションから選ばれて出演。『Friday　Break』の枠タイトル通り、ブレイク必至のフレッシュな演技に注目だ。

　そのほか、雑誌『PS』（小学館）のモデルとして活躍し、同誌連載中のエッセイを単行本化した『みちくさ』が大反響を呼ぶ菊池亜希子、13歳ながら映画『マリア様がみてる』の主演を果たし、今作が連ドラ初出演の未来穂香、D-BOYSのメンバーである牧田哲也らも顔をそろえ、ドラマの常識をぶち破る同作を大いに盛り上げていく。

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