ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

人気ゲーム『龍が如く』シリーズが初の連ドラ化

■その他の写真ニュースはこちら

 シリーズ全5作で累計出荷本数400万本を誇る大人気ゲームシリーズ『龍が如く』の最新作『クロヒョウ 龍が如く新章』(PSP用・9月22日発売)が、実写で連続ドラマ化され、10月5日よりMBS・TBS系でスタートすることが26日、わかった。斎藤工石田卓也石黒英雄ら注目の若手俳優が集結するほか、格闘家引退後では連ドラ初レギュラーとなる元格闘家・魔裟斗、ゲームでも声優を務める俳優・岩城滉一ら豪華キャストがそろい、ゲームの世界観を踏襲したオリジナルストーリーが展開する。『龍が如く』シリーズ総合監督・名越稔洋氏は今回のドラマ版について「不良少年の視線を通じて、生きる上で大切なものを手に入れていく、闘いと出会いのドラマ」と期待を寄せている。

ドラマ『クロヒョウ』に出演する(左から)石黒英雄、斎藤工、石田卓也 (C)SEGA / クロヒョウ製作委員会 

ドラマ『クロヒョウ』に出演する(左から)石黒英雄、斎藤工、石田卓也 (C)SEGA / クロヒョウ製作委員会 

写真ページを見る

 2005年にシリーズ第1弾となる『龍が如く』(プレイステーション2用)が発売されて以降、迫力あるアクション、作り込まれた熱い人間ドラマで、日本のみならず海外でも人気を博している同シリーズ。2010年9月に、初の携帯型ゲーム機用として『クロヒョウ 龍が如く新章』が発売。それに伴い、今回の連ドラ化が決定した。同シリーズの実写映像化は、DVDで発売された『龍が如く〜序章〜』、映画『龍が如く 劇場版』と2度実写化されているが、連ドラ化は初。

 ドラマ版の主人公は、ゲームと同じく右京龍也(斎藤)。かつてはキレたら手がつけられない若者だったが、現在は争いを避けてひっそりと暮らしていた。そんな龍也のもとに、後輩の春斗(石黒)が現れ、親友の天馬(石田)が、暴力団の上納金強奪に失敗し、事務所に捕らえられていると告げる。天馬を助けたとき、暴力団若頭の殺害という汚名を着せられた龍也は、“無実の証明”のために、事件の謎を追いながら、格闘場でファイターとして戦っていく。

 名越氏は「ゲーム『クロヒョウ』を制作を開始する際に、私は特に今の若い世代に対して、闘うことの大切さに触れて欲しいという願いを込めました」とゲーム制作当時を振り返る。「そのシナリオを完成させた時、できることであれば、この想いを他のメディアも使って発信したいと、強く願いました。私は『信念のある作品は、媒体を問わず、そこに居るあらゆる人々を喜ばせるものにできる』と、信じています。若い世代はもちろん、かつて若かった世代にもこの思いが伝わったら幸いです」と、メディアミックスを通じて、作品のメッセージをより世の中に広めていきたいという想いを明かしている。

 ドラマの放送と連動してプレイステーション3やPSPで利用できる「プレイステーション ストア」で映像が独占先行配信。また、9月18日発売の漫画雑誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)より同作のコミック連載もスタートするなどさまざまなメディアミックスが展開される。また、ドラマの主題歌はロックバンド・RIZEが新曲「MUPPET」を提供し、男達の熱いドラマを盛り上げる。



オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索