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　俳優・水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、中村蒼、向井理らが出演する映画『BECK』（堤幸彦監督、9月4日公開）の完成披露試写会がロックの聖地、東京・日本武道館で行われ、キャストが舞台あいさつした。1966年にザ・ビートルズが来日公演を行うなど、多くの有名ミュージシャンがライブを行っている同所だけに、水嶋は「ロックの聖地のステージの上に、いち表現者として立てたことをたいへん光栄に思っております」と噛み締めるようにあいさつ。桐谷も「ぶ・ど・う・か〜ん！！」と雄叫びを上げ、ほぼ女性が占めた観客6500人を熱狂させた。

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　同作は、漫画家・ハロルド作石による累計発行部数1500万部の人気漫画の実写版。ロックバンドに集った少年たちの青春を鮮やかに描き出した物語。この日、竜介役の水嶋（ギター）、コユキ役の佐藤（ボーカル・ギター）、千葉役の桐谷（ボーカル）、桜井役の中村（ドラム）、平役の向井（ベース）の5人のBECKメンバーと、ヒロイン・忽那汐里、共演の松下由樹、水上剣星、倉内沙莉、カンニング竹山、堤監督が登壇した。

　佐藤は「今日この日が記念すべき、初上映でございます。ついにこの日が来たかという感動もありますけれど、とてもドキドキしています。不安です。本当に不安なんですけれども…」とファンの母性をくすぐり、「この映画には僕たちの青春がつまっているので、熱いものを感じてほしい」とアピールした。

　中村も緊張からか言葉を詰まらせながら「日本武道館で（完成披露を）やることができてすごく嬉しく思っています」。向井は「大事な作品、皆さんの前でお披露目できて俳優としてとても幸せ。不安なところもありますが、みなさんに楽しんでもらえる素敵な作品になっているのは間違いない」と話した。

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