ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

高橋克典、名軍師・黒田官兵衛役で時代劇初主演

■その他の写真ニュースはこちら

 俳優の高橋克典が、テレビ東京系の新春ワイド時代劇『戦国疾風伝 二人の軍師 秀吉に天下を獲らせた男たち(仮)』(2011年1月2日・7時間放送、2部構成)で時代劇初主演を務めることが27日、わかった。武将・豊臣秀吉の天下統一を支え、秀吉にもっとも頼りにされる一方、最も恐れられたといわれる軍師・黒田官兵衛を演じる高橋は「とにかくやってみないと分からないというのが正直な気持ち。引き出しは無いのでとにかく飛び込んでみようかと思います」と、新境地開拓に向けての心境を明かした。

高橋克典の時代劇初主演が決定 

高橋克典の時代劇初主演が決定 

写真ページを見る

 高橋はこれまで『サラリーマン金太郎』(TBS系)、『特命係長 只野仁』(テレビ朝日系)に主演し、そのド派手アクションや鍛え上げられた肉体美で強いインパクトを残してきた。今年4月には、平城京遷都1300年という節目に制作された古代史ドラマスペシャル『大仏開眼』(NHK)で、藤原一族の1人・藤原仲麻呂を熱演。これを機に役者としての、新たなポジションを確立させるきっかけを掴んだ高橋は、正月を代表する7時間の長編時代劇で主演という大役に挑む。

 共に“秀吉に二兵衛あり”と謳われた竹中半兵衛とともに、リーダーを支えるナンバー2の地位を生きた官兵衛に「今の時代に、軍師の存在や必要性が問われていると思う」と共感する高橋は、自身との共通点には「これから演じていく中で探していきたい」と慎重に答えた。そして「演じるということは、結局は“自分”を使ってやっていくことなので、自分の中にあるものとリンクさせていって、時には自分自身から離れていってしまうこともあるんですが、できるだけ“僕”でできたら良いなと思っています」と展望を口にした。

 高橋は時代劇について「人間と人間、男と男の関係性や、それぞれが持っているであろう“大志”のようなものが、現代劇よりもハッキリした形で作品にぶつけられるような気がしています」と語る。これを踏まえた上で、今回の出演にも「それこそが役者にとっての闘いになると思いますが、それが楽しみです」と頼もしい。そんな高橋の心意気にプロデューサー・山鹿達也氏も「内に野望を抱きつつ、主君に最後まで信義を貫いた黒田(官兵衛)は、まさにハマり役だと思います」と期待を寄せている。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索