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映画『アリエッティ』初日に大竹しのぶ、誕生日とWの喜び 鈴木敏夫プロデューサーは「ポニョを超えたい」

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 女優・大竹しのぶが17日、スタジオジブリの新作アニメーション映画『借りぐらしのアリエッティ』(米林宏昌監督)の公開初日舞台あいさつに登壇した。53歳の誕生日と重なった大竹は「ハッピーバースデー♪」と鼻歌混じりに、「今日はうれしいです。私は2人の子供をジブリの映画を一緒に観ながら育て、セリフを全部覚えているくらい大好きでしたので、作る側に立ててうれしい」とダブルの喜びを語った。また、鈴木敏夫プロデューサーは「これ、(記事に)書かないでくださいね」と思わせぶりな前置きをした上で、「この場に宮崎駿がいないから言ってしまうけど、『(崖の上の)ポニョ』を(観客動員で)超えたいんですよ」と意気込んだ。

映画『借りぐらしのアリエッティ』初日舞台あいさつに登壇した大竹しのぶ (C)ORICON DD inc. 

映画『借りぐらしのアリエッティ』初日舞台あいさつに登壇した大竹しのぶ (C)ORICON DD inc. 

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 舞台あいさつにはほかに、声優を務めた志田未来神木隆之介竹下景子三浦友和、主題歌、劇中音楽を手がけたセシル・コルベル、米林監督が登壇。同作は床下に住む小人の家族が、人間たちから少しずつモノを借りて生活しているファンタジー。小人の少女・アリエッティ(志田)と人間の少年・翔(神木)の淡く切ない恋物語が描かれる。

 『風の谷のナウシカ』のナウシカや『魔女の宅急便』のキキなどと並ぶ、ジブリ映画の主人公アリエッティの演じた志田は、「声優は初めてで難しかったけれど、小さい頃からジブリ映画を観て育ってきたので、すごくうれしい」。ジブリ作品の声優は5作目の神木は「ジブリのスタッフの方が家族のように接してくれて、安心できる状況で声を録ることができました」と自信をみせた。

 「ジブリで一番上手いアニメーター」と宮崎監督も一目置く37歳の米林監督の初監督作品として注目されている同作。ところが、アリエッティの母親役を演じた大竹は「顔がちょっと想像していたよりは年取っているな…、どうしよう」と不満を漏らすと、翔のおばあさんの妹・貞子役の竹下が「(キャラクターと声優の顔が)自分も含めてすごく似ている、あっ、ごめんなさい大竹さん」と応じ、大物女優同士のシュールな掛け合いに、会場は笑いに包まれた。

 米林監督は「お客さんが来てくれるか、ドキドキしながら初日を迎えました。1年間かけてがんばって作ったものをたくさんの方に観ていただいて、本当に嬉しく思っています。ありがとうございました」と話し、深々とお辞儀をして舞台あいさつを締めくくった。

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  • 映画『借りぐらしのアリエッティ』初日舞台あいさつに登壇した大竹しのぶ (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『借りぐらしのアリエッティ』初日舞台あいさつに登壇した志田未来 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『借りぐらしのアリエッティ』初日舞台あいさつに登壇した(左から)鈴木敏夫プロデューサー、竹下景子、三浦友和、志田未来、神木隆之介、大竹しのぶ (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『借りぐらしのアリエッティ』初日舞台あいさつに登壇した三浦友和 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『借りぐらしのアリエッティ』初日舞台あいさつに登壇した神木隆之介 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『借りぐらしのアリエッティ』初日舞台あいさつに登壇した竹下景子 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『借りぐらしのアリエッティ』初日舞台あいさつに登壇した鈴木敏夫プロデューサー (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『借りぐらしのアリエッティ』初日舞台あいさつに登壇した“カオナシ似”の米林宏昌監督 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『借りぐらしのアリエッティ』初日舞台あいさつに登壇した主題歌担当のセシル・コルベル (C)ORICON DD inc. 

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