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カンニング竹山、超売れっ子タレント猫・みーすけに嫉妬

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 お笑い芸人・カンニング竹山が12日、東京・新宿のシネマスクエアとうきゅうで主演映画『ねこタクシー』(亀井亨監督)の初日舞台あいさつを行った。同作は、1匹の野良猫“御子神(みこがみ)さん”を助手席に乗せたタクシー運転手の物語。共演した三毛猫のみーすけが登場すると、場内からいっそう大きな拍手が巻き起こり、竹山も「昨年9月くらいに出会ってから、びっくりするくらい馬券が当たった。まさに“福猫”ですね」と猫なで声。ところが、「連続ドラマ版のDVDボックスの表紙に、僕は出ていない。僕の知らないうちに御子神さんグッズがたくさん出ていて、僕は1個も持っていない」とみーすけの人気ぶりに嫉妬している本音もこぼした。

映画『ねこタクシー』の間瀬垣一家(左から)山下リオ、みーすけ、カンニング竹山、鶴田真由 (C)ORICON DD inc. 

映画『ねこタクシー』の間瀬垣一家(左から)山下リオ、みーすけ、カンニング竹山、鶴田真由 (C)ORICON DD inc. 

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 芸人としてのキレキャラではなく、中年男の悲哀を演じ切った竹山は「僕の中で『タクシー』といったらロバート・デ・ニーロのイメージで、博打をしたり、濡れ場があったり、暴力シーンがあるんじゃないかと期待していたが、ただの気の弱い40代のオヤジ役だった。奥さん役が鶴田真由さんで、娘役が山下リオちゃんなんて、一個も僕のDNAが入っていないのが見え見えで、これでいいのかなぁ、申し訳ない気分」と笑わせた。

 ダメ夫を甲斐甲斐しく支える妻を演じた鶴田は、「御子神さんはすごい猫でした。動物と子供と共演すると現場は大変と言われるが、御子神さんが原因で撮り直しとか、芝居が止まっちゃうことは一度もなかった」と共演した竹山には一切触れず、みーすけの演技力を絶賛。司会者が気を使って竹山について聞くと、思い出したかのように「カンニングさんのファンになりました。本当です。持ち上げるのもアレですけど…ものすごく優しい人です」と答え、「御子神さんもベッタリなついていましたよ」と結局、猫の話に帰結した。

 話題のみーすけは、世界でも希少なオスの三毛猫で、メスと比べるとその出生率は数万分の1といわれているほど。『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005年)、『なくもんか』(2009年)などの映画、CM出演も多数あり、最近ではNHK大河ドラマ『龍馬伝』にも出演する超売れっ子だ。竹山は「猫界の香川照之か、西田敏行か、と思っています」と話した。

 “招き猫”に象徴されるように「福を呼ぶ」と言われている三毛猫で、珍しいオス猫はより強い運を運ぶと考えられてきた。馬券が当たった竹山に対し、鶴田は「ご利益はこれからかな?」、山下は「触っているだけでハッピーになれる。これから何かあるかな」と期待を寄せていた。

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  • 映画『ねこタクシー』の間瀬垣一家(左から)山下リオ、みーすけ、カンニング竹山、鶴田真由 (C)ORICON DD inc. 
  • 御子神さんを演じた三毛猫のみーすけ (C)ORICON DD inc.  
  • 映画『ねこタクシー』に出演した鶴田真由 (C)ORICON DD inc.  
  • 映画『ねこタクシー』に出演した山下リオ (C)ORICON DD inc.  
  • 映画『ねこタクシー』の間瀬垣一家(左から)山下リオ、みーすけ、カンニング竹山、鶴田真由 (C)ORICON DD inc. 

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