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小栗旬初監督映画「こけてもいい」と覚悟の挑戦

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 俳優・小栗旬の初監督映画『シュアリー・サムデイ』で同名主題歌を書き下ろしたトータス松本が、このほどオファーを受けた経緯などを話し、小栗が「こけてもいいんだ。この若さでまともな映画が撮れるとは思わない。こけるつもりで撮る」と語っていたことを明かした。

映画『シュアリー・サムデイ』場面写真(上段)と、映画音楽を担当した菅野よう子(下段右)、主題歌を提供したトータス松本(下段左) C)2010「シュアリー・サムデイ」製作委員会 

映画『シュアリー・サムデイ』場面写真(上段)と、映画音楽を担当した菅野よう子(下段右)、主題歌を提供したトータス松本(下段左) C)2010「シュアリー・サムデイ」製作委員会 

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 同映画は、小栗が10代の頃から「いつか、きっと」と温め続け、満を持して初監督に挑んだ作品。小栗は数年前から「いつか映画を撮るときに主題歌を絶対トータスさんに頼みたい」とトータスに直接アプローチしていたようで、それが昨年、現実となり、トータスは「1回は断ろうとしたが、“絶対トータスさんでないと”という言葉が嬉しかった」と引き受けたという。

 主題歌は、主演の俳優・小出恵介が劇中で歌い、“巧(小出)with シュアリー・スターズ”名義で7月7日にメジャーデビューが決定。トータスは「劇中のアマチュアバンド、稚拙であまり上手じゃない彼らがバンドを組んで、1つ目に書いた曲というイメージ。最初に作った曲で、ストレートに、コードも少なく、メロディも単純に、凝った感じではなく、シンプルに仕上げた。歌詞もそのまま。主人公の思いそのまま。思春期っぽく書きました」と楽曲に込めた思いを語っている。

 また、小栗の印象についてトータスは「裏表のない好青年。物の言いようもスパッとして気持ちよい。ある意味、自分に似ている。情熱がすごくある」と共感を覚え、2人の間の会話で「面白かったのは『こけてもいいんだ。この若さでまともな映画が撮れるとは思わない。こけるつもりで撮る』と言っていたのが、かっこよかった」と、小栗の同作にかける意欲と並々ならぬ覚悟を代弁した。

 一方、小栗もオファーの理由を「トータスさんの歌には魂がこもっているから」と話しており、今回の主題歌を初めて聴いた時のことを「感無量。さすがだと思いました。トータスさんのデモテープが心に響きすぎて、デモのまま本編に使ってしまいました」と興奮を語っている。

 なお、トータスによる「SURELY SOMEDAY(demo version)」は、同映画のサウンドトラックCD(7月7日発売)にボーナストラックとして収録されることが決定。映画音楽を担当したのは、アニメや映画、CM音楽などを手がける作編曲家・菅野よう子で、主題歌のほか、シンガー・ソングライターの曽我部恵一、歌手の手手嶌葵らが参加したトラックを収録。

<収録曲>
01. Guilty/菅野よう子×石毛輝 from the telephones
02. TNT /菅野よう子×ROY from THE BAWDIES
03. 甘い毎日/菅野よう子×akiko
04. Bitter Dog Blues/菅野よう子×宮城 (横田栄司)
05. バンドやろうぜ/ 菅野よう子×曽我部恵一
06. I’m all in love / 菅野よう子×Nello Angelluchi
07. Maybe Someday/菅野よう子×秀人(綾野剛)
08. 幸せならクラップユアハンド/菅野よう子×近藤房之助
09. SURELY SOMEDAY/ 菅野よう子×巧(小出恵介)&Unsung Heroes
10. Because/ 菅野よう子×手嶌葵
※ボーナストラック
11. SURELY SOMEDAY(demo version)/ トータス松本

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