米映画『ウルフマン』（ジョー・ジョンストン監督、4月23日公開）の日本公開を記念した試写会イベントに19日、特殊メイクでウルフマンに変装した“大物芸能人”こと、お笑いコンビ・フットボールアワーの岩尾望がサプライズで登場した。客席から悲鳴のひとつでも上がるかと思いきや、会釈や握手を求める腰の低い態度に観客から失笑が続出。「2時間も手間暇かけてメイクして、スベった…。まったく違う顔になっているんで、僕である必要があったんでしょうか…」とボヤく岩尾。イベント後のインタビューでは、相方・後藤輝基も北海道に彼女がいると明かし「どこも書いてくれない。カメラマン、撮りにこい！」とボヤいた。

【後藤】当たり前じゃないですか！ でも、メイクでこんなに岩尾らしさが消えるものなんだぁなと、びっくりしました。不細工が売りで、顔が命だったのに…。

【岩尾】スベったというか、ウケてもいないし、スベってもいない。大らかな気持ちで温かく迎えていただいた。こんなに凝った変装をしているのに、中身は素のままで逆にすみません。

【後藤】見た目はこんなですが、心はバンビちゃんですから。

【岩尾】時にはオオカミのような獣になれたらいいんですが…。

【後藤】人見知りしますからね、岩尾君は。

【岩尾】たしかに女性の髪をつかんで、あちこち噛みついたり近いことしていますね。

【後藤】してないって。そもそもウルフマンのように爪を長く伸ばしていたらダメですよ。

【岩尾】その点は紳士なんですね。

【後藤】ウルフマンより、携帯電話の受信メール、着信履歴が全部彼女になっている怖さを知らないだろう？

【岩尾】芸人なんで、言うことが全部ネタみたいになってしまうけど。

【後藤】北海道に彼女がいるのは本当ですよ。こんなに恋を公言しているのに、週刊誌もどこも書いてくれない。堂々と2人で街を歩いているのに……カメラマン、撮りにこい！

【岩尾】芸能人が住んでそうなマンションに引っ越したらいいよ。

【岩尾】毎日2時間かけてメイクするのは大変ですから、また、いつもどおりの顔で頑張って行きたいと思います。