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小栗旬&長澤まさみが7年ぶり共演! 高所恐怖症を克服して山岳映画に挑む

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 山岳救助ボランティアの主人公・島崎三歩と登山者たちの温かい交流、時として人間に牙をむく山の厳しさをリアルに描く石塚真一の人気コミック『岳-ガク-』が、主演に小栗旬、ヒロイン役に長澤まさみを起用して実写映画化されることが18日、わかった。2人の映画共演は2003年公開の『ロボコン』以来、約7年ぶり。以前から原作を愛読していた小栗は、島崎役の出演オファーに歓喜したが、「実は、高所恐怖症を克服することから始めている」と昨年末から3ヶ月に渡る真冬の山岳トレーニングに励み、並々ならぬ意気込みで撮影に臨んでいる。

小栗旬と長澤まさみ、7年ぶり共演の舞台は標高3000メートルの雪山! 

小栗旬と長澤まさみ、7年ぶり共演の舞台は標高3000メートルの雪山! 

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 映画『シュアリー・サムデイ』で初メガホンをとるなど俳優業のみならず幅広い分野で活躍をみせる小栗が、木村大作監督の『劔岳 点の記』にも引けをとらない標高3000メートルの雪山に体当たりで挑む。

 山岳トレーニングを始めた小栗は、生来の運動神経とセンスの良さでどんどん山岳スキルを身につけ、そのあまりの上達の早さに当初予定のなかった「アイスクライミング」や「懸垂下降」といったトップクラスの山岳技術を要するシーンが追加されることになったほど。高所恐怖症も克服し、「(撮影で)山に入ってからは、自然に“山が大好きな三歩”の気持ちになっているので不思議です。今は山を走り回りたい気分」と世界有数のクライマーになりきる。総重量50キロの装備でアイスウォールを登る姿は、「原作コミックの三歩にそっくりだ」と製作陣も驚嘆したという。

 長澤演じるヒロインの椎名久美は、大自然の猛威に翻弄されながらも、たくましく成長していく新人女性救助隊員。役作りのために髪を30センチカットし、「すごく勇気がいりましたが、気持ちが切り替わりました」。小栗同様にクライミング訓練や真冬の山岳トレーニングを積んで撮影に挑み、「山では体力の限界を感じたり、精神的にも不安定になって、自分との戦いだと思うけど、私もいつも一生懸命な久美ちゃんに近づいていきたいと思います」と語っている。

 監督は『パズル』、『モップガール』(共にテレビ朝日系)、『花より男子』(TBS)など数々のヒットドラマを手掛けてきた片山修。劇場公開作品では『ヒートアイランド』(2007年)に続き2作目となる。脚本は『Life天国で君に逢えたら』(2007年)の吉田智子。音楽は『ALWAYS 三丁目の夕日」』(2005年)や『龍馬伝』(NHK)の佐藤直紀が務める。

 撮影は今月14日に山梨県と長野県の県境に位置する八ヶ岳でクランクイン。今後は八方尾根、奥穂高岳、立山連峰など標高3000メートル級の名峰並び立つ日本アルプスを舞台に過酷な雪山ロケを行う予定で、無事に撮影が終了することを願うばかり。6月にクランクアップ、公開は2011年の予定。

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