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　女優の中山美穂が19日、都内で行われた12年ぶりの主演映画『サヨナライツカ』ジャパン・プレミアに共演者の西島秀俊らと出席した。会場には主題歌「ALWAYS」を担当する歌手の中島美嘉が駆けつけ、楽曲を初披露するサプライズ。中山は「良かった。涙が出てきちゃいました。映画にピッタリ」と思わず感涙した。

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　同作では、1975年に出会ったエリートビジネスマン・豊（西島）と自由奔放な沓子（中山）との燃えるような恋愛や、豊の婚約者・光子（石田ゆり子）との三角関係が描かれ、それから25年の時を経て、豊と沓子が運命の再会を果たすという切ないラブストーリーが展開される。

　婚約者のいる豊に恋をした沓子の心情に中山は、「沓子の愛し続けるという強さが好き。心に決めたことは強い。人ってなかなか強く人を愛するのは難しいと思う」と感嘆。一方、2人の女性と恋に落ちた豊について西島は「一般的にいけないことだけど、一生に一度の溺れるような恋に落ちた男なので、どこか憧れますね」と思いをめぐらせた。

　また、中島の主題歌に聴き入った中山が声を詰まらせ涙を流すと、西島がそっとハンカチを差し出す一幕も。中山は「本当に感動しました」と中島に感謝し、万感の想いを胸に同作をアピールした。

　原作は中山の夫、辻仁成の同名小説。韓国の映画会社CJエンタテインメントが出資・製作、映画『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が脚本と演出を手がけた映画『サヨナライツカ』は1月23日（土）より公開。

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