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　人気ゲーム『喧嘩番長』シリーズを実写映画化した『喧嘩番長 劇場版〜全国制覇』の製作発表会が18日、都内で行われ、主演を務めるお笑いコンビ・ピースの綾部祐二、タレントの里田まいらが出席した。里田は「友情出演で出させていただきましたが、中学生の思春期の頃、不良に憧れていた時期があったので血が騒ぎました」と意外な過去を告白。自身が務める元ヤンキーでケバブの移動販売店を営む女性役には「不良にヤンキー用語で罵声を浴びせたときに、夢が叶ったなって思って楽しかった」と目を輝かせ、会場の笑いを誘った。

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　羅針高校最強の坂本タカシ（綾部）が訪れた修学旅行先に47都道府県の番長が集結し、テッペンを取るための闘いを繰り広げるという同作。原案となったPSPソフト『喧嘩番長3 〜全国制覇〜』同様、必殺技「メンチビーム!!」や全国の方言が飛び交う「方言タンカバトル」も登場。同じく友情出演した千原せいじ（千原兄弟）は「会社に（出ろと）言われました」と冗談めかしたが、「全国制覇と書いてありますが、今のところ47都道府県で公開するわけではない。全国制覇できるよう、皆さんの力でよろしくお願いします」としっかりアピールした。

　主演の綾部は「普段はお笑い芸人をやっていて、主演映画なんてこの先の人生でそうないのでただただラッキーとしか思えなかった」と大喜び。出演者で最も番長らしい人について上山竜司（RUN&GUN）から「千原せいじさん。現場に金色と赤色のジャージで来ていて、番長決定だと思った」など、登壇者ほぼ全員から番長の称号を獲得。千原は上機嫌に「俺は上野でめちゃくちゃ人気があることがわかった。子どもからおばちゃんまで『せいじーせいじー』って上野は俺に優しいから、2010年からは上野を中心に活動していこうかと」と都内でのロケ撮影時のエピソードを明かし、まんざらでもない様子だった。

　発表会にはほかに大河元気、脇崎智史、若月徹（若月）、東海林毅監督、主題歌を務める＋Plusが出席した。映画『喧嘩番長 劇場版〜全国制覇』は3月6日（土）より全国で順次公開。2月25日にはゲーム最新作『喧嘩番長4〜一年戦争〜』（スパイク）が発売される。

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