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中山美穂12年ぶり主演映画の写真初公開「長い間お待たせいたしました」

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 女優・中山美穂が1997年の『東京日和』以来、12年ぶりに主演した映画『サヨナライツカ』の公開日が来年1月23日(土)に決定し、場面写真が初公開された。中山も「長い間お待たせいたしました」などとコメントを寄せており、公開を心待ちにしているようだ。

映画『サヨナライツカ』初公開写真(C)2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved. 

映画『サヨナライツカ』初公開写真(C)2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved. 

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 同作は中山の夫で作家の辻仁成による同名小説を原作に、韓国映画『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が脚本も手がけた。互いに魅かれ合いながらも、結婚という形では成就しなかった恋。それでも、女は“愛すること”こそが本当の“愛”だと信じて、男を愛し続ける。そんな男女が25年の時を経て、運命の再会を果たすという、“一生もの”の愛を描いた切なさあふれるラブストーリー。

 中山が演じる主人公の沓子は「愛されることがすべて」だと思っている、自由奔放で欲望に忠実な女性。それが、夢に向かって真っすぐに生きるエリートビジネスマン・豊と出会い、一変する。

 中山は「この物語は二人(豊、沓子)の出会いによって始まりますが、私が演じさせていただいたということも、大きな出会いになりました。どんな形であれ人であれ、出会っていくということには、計り知れない可能性が秘められていて、想像も付かない未来が訪れたり、自分を成長させてくれます。『いつか』の為に『いま』が用意されている。そのことをこの作品を通してずっと考えていました。そして、そんなことをかみしめることができる作品でした」と振り返る。

 12年ぶりの女優復帰。ジェハン監督の熱烈なラブコールに「封印していた思いがよみがえった」と中山。「カメラの前に立ったとき、12年という月日を感じませんでした」という。

 同作では、沓子と豊がタイ・バンコクで出会い、25年後に再会することから現地ロケも行われた。現場では韓国語、タイ語、英語が飛び交い、「まったく言葉が分からない、現場社業の流れがつかめない、という初めての現場」だったそうだが、「とても新鮮に演じることができました」と中山にとってはそれほど苦にならなかった様子。

 それよりも、いざ、沓子という女性を演じてみて「愛すること、愛したこと、全てを体当たりで受け止めて生きようとする彼女に、真の女性像を見たような気がしました。あふれすぎたり求めすぎたりする沓子の感情は、120%のピュアな心。彼女が泣いたり笑ったりするたびに、演じている私が壊れてしまうのではないかと思うときもありました」と語り、渾身の力を振り絞って役に挑んだことをうかがわせる。

 「皆様に見ていただけて初めて、演じ終えた気持ちになれることを夢見ています」と中山が待ち望む同作は、アスミック・エース配給で、2010年1月23 日(土)全国公開。西島秀俊石田ゆり子が共演。

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