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　昨秋に第50代ポッキープリンセスに抜擢され、ドラマや映画に立て続けに出演している若手女優・忽那汐里が、このほどORICON STYLEのインタビューに応じた。『ポッキー』のCMでみせるハジケた笑顔とは対照的に、普段の忽那は「落ち着いているって言われます。周りに大人の人が多いからかな」と大人びた表情。現在の自分を客観視し、「今は難しいことをしたいと思う時期かもしれないですね。とりあえず今はいろんなことを学んで“自分探し”をしたい」と明かしつつ、女優としてのステップアップを今後の目標に掲げた。

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　タレントのIMALU、モデルの益若つばさも加わったグリコ『ポッキー』の新CM撮影に臨んだ忽那は「作るからには1番いいものを」という思いから、ダンスの練習時間が2時間という限られた中でもベストの状態に仕上げた。そんな当時の心境を「CMって、たとえ1秒のカットでもその場面の雰囲気を出さないといけないじゃないですか。なので、常に笑顔を欠かさず、それを自然にみせるように頑張りましたね。責任感がありました」と振り返る。

　ドラマやCMでの役作りについて熱っぽく語る一方で、「演技って難しいですよね〜」とプク〜っと頬を膨らませて嘆く姿は16歳のイマ時の女子高生。また、CM女王に君臨する事務所の先輩・上戸彩へのライバル心を意地悪にも探ってみると「いやいや。上戸さんのように多くのCMに出させていただけるのはすごいことですけど・・・。こだわらずに自分らしくやっていきたいです」と、向上心はあれど謙虚さも忘れていない。

　忽那は「表に出る以上、いい加減なものは嫌なんです」と演技への強いこだわりを明かす。「仕事はやればやるほど、“作品の重さ”を感じます。大変な仕事だけど、魅力的ですね。自分の（女優としての）個性は、自分自身をよく知らないことには出せないと思うので、自分探しをしたい。芝居は毎日でもしたいですよ」と、ハジけた笑顔をみせながら、さらなる飛躍を誓っていた。

　忽那は10月放送のTBS系ドラマ『小公女セイラ』に水島かをり役としてレギュラーを控え、来年公開の映画『半分の月がのぼる空』『BECK』で共にヒロイン役も演じる。また、“ハジけた”笑顔で元気に踊るグリコ『ポッキー』の新テレビCM『エビバデポッキー』篇は現在放送中。

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　益若つばさ