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　映画『BALLAD　名もなき恋のうた』の完成披露会見が4日、都内で行われ、主演のSMAP・草なぎ剛はじめ新垣結衣、吹越満らが出席した。草なぎ演じる戦国時代を生きる武将・井尻又兵衛の家来・仁右衛門役の吹越は、今回の出演の経緯について“ご近所同士”の山崎貴監督と「普段は行かない居酒屋で飲んでいたらお会いして、出演が決まった」と明かしつつ、「あっ、酒の話題止めておきましょうか！？」とポツリ。これを受けた草なぎは「あの〜反省してます…」とバツが悪そうに話し、会場の笑いを誘った。

　作品は、アニメ映画『クレヨンしんちゃん　嵐を呼ぶアッパレ！戦国大作戦』（2002年公開）が原案。戦国時代を生きる武将・井尻又兵衛と新垣演じる幼馴染みの廉姫との“悲恋”の模様や、井尻の命を間一髪で助け出す未来からやってきた謎の少年“しんちゃん”こと川上真一との複雑に入り組んだ関係などを描いている。

　草なぎは「時代劇の出演歴はあるけど、これだけ早く走る馬に乗ったのは初めて。緊張しました。自炊してご飯も美味しいし戦国時代の生活も実際にやってみたい！」と新垣や夏川結衣ら他のキャスト陣が目を丸くさせるようなあいさつ。会見終盤には高さ1.7メートル、幅2メートル、厚さ1メートルのギネス記録と同じ巨大おにぎり（8000個分相当）の前で、新垣が握ったおにぎりをほおばりながら「しょっぱい〜」と劇中のセリフを叫んでいた。

　また、新垣は真冬におにぎりを握ったシーンの撮影について「顔色が変わるぐらい、どこにいても寒く（おにぎり用の）お湯も入れたお碗からすぐ冷たくなるほどでした…」と振り返った。そして、凛とした廉姫のように「揺るがない何かを持ち、それを大切にしながら意志を全うする女性になりたい」と語った。

　そのほか会見には筒井道隆、武井証らも出席した。映画『BALLAD 名もなき恋のうた』9月5日（土）より公開。

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