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リリー・フランキー、アカデミー受賞木村多江に「貧乏臭く涙出そうだった」

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 昨年6月公開の映画『ぐるりのこと。』のDVD発売記念トーク&ライブイベントが27日(金)、都内で行われた。橋口亮輔監督、主演のリリー・フランキー、音楽を担当したAkeboshiが顔を揃えた。リリーは、妻(翔子)を演じた木村多江が、日本アカデミー最優秀主演女優賞に選ばれたことについて「翔子が貧乏臭く立っているだけで涙が出そうだった」と冗談まじりにコメントし、笑いを誘った。

映画『ぐるりのこと。』のDVD発売記念トーク&ライブイベントに登場したリリー・フランキー 

映画『ぐるりのこと。』のDVD発売記念トーク&ライブイベントに登場したリリー・フランキー 

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 この日、リリーとの夫婦役を演じた女優の木村多江はビデオレターで出演。「リリーさん、今日は遅刻していませんか?」と心配する木村に対し、案の定リリーは「はい、今日もさっき会場に着きました」と遅れて到着したことを明かした。また、日本アカデミー賞で木村が最優秀主演女優賞に選ばれたことについてリリーは「まさか受賞するとは思っていなかった。吉永小百合さんらと並んで、翔子が貧乏臭く立っているだけで涙が出そうだった」と振り返り、授賞式での知られざるエピソードを披露したほか下ネタも飛び出して、集まったファンを楽しませた。

 橋口亮輔監督が、6年もの歳月をかけて完成させた『ぐるりのこと。』は、リリー演じる法廷画家の夫・カナオと木村演じる編集者の妻・翔子が手を取り合って歩んだ10年を丁寧に描き、単館系公開にも関わらず、毎日映画コンクールやブルーリボン賞などで数多くの賞に輝いた。“ぐるり”とは、自分の身の回り、自分をとりまく様々な環境のことで、新作映画の韓国ロケのため、この日のイベントに参加できなかった木村は、「皆さんも“ぐるり”を見回して、見つめ直してもらえたらいいと思います」と、ビデオを通してメッセージを送った。

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  • 映画『ぐるりのこと。』のDVD発売記念トーク&ライブイベントに登場したリリー・フランキー 
  • 左からAkeboshi(音楽担当)、リリー・フランキー、橋口亮輔監督 

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