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金城武、花嫁姿の松たか子を背負いたくて代役キャンセル……

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 今でいう劇場型犯罪の先駆けとなる江戸川乱歩の不朽の名作を題材にする映画『K-20 怪人二十面相・伝』(12月20日公開)の完成披露試写会が26日(水)都内で開催され、主演の金城武松たか子仲村トオルら出演者とスタッフが舞台あいさつを行った。金城はケガのための吹き替えをキャンセルして自ら演じたエピソードを披露し、その理由を「(松の)ウェディングドレス姿が素敵で」と語り会場を盛り上げた。

金城武と松たか子 

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 映画の舞台は第二次世界大戦がなかった1949年の日本の架空都市。19世紀から続く華族制度による極端な格差社会のなかで、富裕層のみをターゲットに盗みを働く怪人二十面相の出現と、二十面相に仕立て上げられた男の戦いを描く。

 映画の製作には、あの『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズを世に送り出したスタッフが再集結。VFXを駆使し架空の東京のパラレルワールドを作り上げ、豪華キャスト陣により手に汗にぎる対決、スピード感あふれるアクションなど痛快無比のロマンが繰り広げられる。

 すでに前評判の高い本作だが、この日は「作品を観たあとに幸せになれる」(金城)「映画の楽しみがすべてつまった映画が完成した」(國村隼)など出演者、スタッフともその出来栄えに自信たっぷりのあいさつを行った。

 また、撮影エピソードを聞かれた金城は、初日のウェディングドレス姿の松を背負って走るシーンで、当初、足のケガのために吹き替えを予定していたところ、急遽自ら申し出て演じることになった経緯を説明。「花嫁姿が素敵だったので自分でやらないとと思って……」(金城)と語ると、松はテレ笑いをみせながら「すいません……。これでもし何かあったら私が責任を持ってケアします」と応え、会場を盛り上げた。

 そして、その背負われるシーンがあったことで「最初に自分をさらけだすことができました。その後は隠すことがなかったのでよかったです(笑)」(松)。さらに、アクションシーンも多いなか、楽しみながら撮影に臨んでいたことを明かし「(役柄の)葉子がいかに楽しんだか、映画を観て一緒に冒険してください」とコメントした。

 そのほか、この日の舞台あいさつには、高島礼子本郷奏多益岡徹佐藤嗣麻子監督らが登壇した。

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