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　映画監督・篠田正浩と女優・岩下志麻夫妻が8日（火）、長野県・安曇野市のシンボルである双体道祖神をモチーフにした『安曇野にふさわしい理想の夫婦』に選出され、都内で行われた表彰式に出席。芸能界きっての“おしどり夫婦”として有名な2人だが、岩下が最近携帯メールにハマっていることを明かすと、篠田は「誰にメールしてるの？」と興味深げに聞き返し、変わることのない“ラブラブ”ぶりをアピールした。

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　過去に自身の映画作品の撮影で同地を訪れ、以来“第2の故郷”と断言する篠田監督は「尊敬する（故）黒澤明さんが『夢』のラストシーンでも安曇野の地を選んだ。ある意味“桃源郷”のような場所」と同地を絶賛。さらに「（安曇野市エグゼクティブ）アドバイザーにもなってるらしいけど、何もアドバイスする必要はない。私自身がこの地でリフレッシュして晩年を過ごしたいね」と笑顔を語った。

　一方、岩下は報道陣からお互いに似ている部分を尋ねられると「私は“ど”が付くぐらいのノンビリ屋さんで、夫は“ど”せっかち。でも、段々“ど”の部分が取れてきて、距離が近づいたかも知れないですね」と熟年夫婦ならではのコメント。

　夫婦水入らずで、頻繁に温泉旅行にも出かけるという仲睦まじい2人だが、篠田監督は「全然、趣味が違う！」と言いながらも、旅行では運転手役を率先して務めるという。岩下も美しさの秘訣を「夫が良いからじゃないかしら。割と自由にのんびりやらせてもらえますから」と篠田監督を見つめ、会場を和ませていた。

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