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　興収35億円を突破、現在ヒット中の映画『相棒−劇場版−』のロングランを記念した舞台挨拶が3日（火）、都内で行われ、俳優の水谷豊、寺脇康文らが登壇した。PRのため全国13都道府県をまわり、この日が東映史上最多となる35回目の舞台挨拶となった水谷は「こんな経験をまさかするとは思っていなかった」と感激した様子で、観客に感謝を述べた。

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　同作は、先月1日の公開から約1ヶ月で動員300万人、興収36億円と東映の興行記録『男たちの大和 YAMATO』（05年12月公開）を超えるペースで、今後も公開時とほぼ変わらない約300スクリーンでのロングラン上映が決定した。

　寺脇は「初日の時に『ヒットさせてもう1度舞台挨拶をしたい』と言ったのが現実になりました」と感慨深げに挨拶。そして水谷が「嬉しい以上の言葉を電子辞書で探してるんですが、この嬉しさを表現する言葉が見つからない」と少し声を震わせながら話すと、寺脇は「あるとすれば『うれすぃ〜』くらいですよね」と会場の笑いを誘った。

　また、この日は8年前にテレビ朝日系でドラマ『相棒』が初放送された記念日でもあり、舞台には特大のバースデーケーキが登場。水谷は「俳優をやってて良かったと思う。8年かけてじわじわ良くなってきた」とその喜びを噛みしめていた。

　その他、共演の川原和久、山中崇史、六角精児、和泉聖治監督も登壇した。

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